P38のハンマーリバウンド

先ずは全体像。
ハンマーとスプリングテンションの掛かったストラットです。説明にいらない物は付けていません。







リバウンドの様子

上が休止状態。メインスプリングのテンションがあっても、ハンマーはこの位置で中立します。ハンマーを
指で押したり、慣性による勢いがあると、下の写真位置まで倒れます。ここがプライマーを突く位置です。
指の力を抜けば、メインスプリングの力で、上の位置(中立位置)まで戻ります。







ハンマーとストラットの取り付け状態

何の変哲も無く、この写真では分かりませんが、このストラットには特徴があります↓







作動の「要」となる穴無しストラット

ガバメントの様に、ピンでハンマーに固定されていません!Aの窪みに、ハンマーの小ピンが入り込んで
(乗っかって)いるだけです。ではBの切り欠きは何か・・・?







ハンマー側は?

Aがストラット先端が乗るピン、Bがストラットの切り欠きが入り込む角です。この2箇所の支点が、どの様な
働きをするか?↓







原理

先ず、右の中立状態を御覧下さい。スプリングテンションはAのピンを押し上げ、ハンマーに左回転の
力を加えますが、ハンマーピンを支点に対向したBの切り欠きによって、回転は妨げられます。結果、
ハンマーはこの位置で中立(バランス)します。つまり、ストラット側から幾ら押し上げても、ハンマーは
これより左には回転しないと言う事です。

しかしハンマー自体に慣性があった場合(フルコック位置からの落下)、或いは外力によってハンマ
ーを押した場合など、左図の状態になります。即ち・・・

ハンマーが更に左に倒れ込むと、ストラットとハンマーのB角(矢印D)がストラットをEの方向に押し、
Aの窪みからはハンマーのピンが浮き上がり、ハンマーは自力(慣性)によってプライマーを叩く位置
まで倒れるのです。そしてハンマーの慣性が無くなると、メインスプリングのテンションによって、再び
右の中立状態に戻る訳です。

左図の状態で、ストラットがハンマーから外れてしまいそうですが、実際は大丈夫です。






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