ダビッド尊2号車、来る!

2台目のトラブルメーカーを購入しました。値段は6500ドル。ちなみに1台目は8000ドル払いました。
カリフォルニアでの相場的には、今回のは安めで、1台目は高めと言った感じですね。日本のヤフオク
等と見比べる限り、カリフォルニアはショベルヘッドが少し安い感じですが、程度極悪の物が多いので、
必ずしも「安い」とは限りません。理想的なのは全米規模から探す事です。そうすれば、安くて良い物件
が多いです。但し、物件を見に行く費用と、引き揚げる費用が掛かりますけどね。







微妙な・・・

このバイクですが、売り主が値引き交渉にスンナリ応じたりと、妙に引っ掛かる点が多かったです(笑)。
米国で車やバイクを購入する際は、ピンクスリップ(車検証)の番号と車台番号が一致しているか確認す
るのが鉄則ですが、コイツは最後の二桁が不一致!売り主は「アレ〜?何で?」と・・・怪しい!しかし、
良く見ると数字の最後が、〜〜98であるところが、〜〜89と、逆になっているだけです。何だかんだで
結局はDMV(日本の陸運局)のタイプ・ミスと言う事で片付きました。私の場合は結果オーライでしたが、
こう言ったケースでは、一旦その場は引き揚げて、DMVで確認してからの方が無難ですね。

もう一つ、購入して米国で登録して乗る場合(輸出するなどでなく)、レジストレーション(残車検)が切れ
ていないか?切れているなら、どの程度の期間か?これを確認しましょう。切れていなければ100ドル
以下の手数料ですが、5年以上未払いだと、500ドル近いペナルティを払わされます。このバイクはモロ
にマキシマム切れだったので、名義変更&登録の際に500ドル近く払いましたよ。なので、それを理由
に予め値切るのが妥当です。知らずに買うと、後が大変です・・・






さて、お察しの通り、このバイクもこれからバラバラになる訳ですが(笑)、今回このFLHを買った理由を
説明しましょう。以前レストアした青いFLHですが、あれはVINコードが 7E で、FLH−Sです。FLH−S
は、ストリップ・バージョンなので、サイドボックスなどのフル装備では無いのです。日本のショベル乗り
は、猫も杓子もフル装備のFLHをひん剥いてしまいますが、私は逆にストリップの−Sに、わざわざフル
装備を付け足してしまった訳です。

別にそれも悪く無いのですが、どうもスッキリしない。なのでこの際、フル装備であるVIN 2A の車両
を購入し、外装の全てを移植しようと言う事になった訳です。で、今までの青い−Sはチョッパーにする
予定です(フレーム無改造で、何時でもオリジナルに戻せる仕様)。

ってな訳で、写真のFLHは 2A のFLHです。年式は74年。1台目の77年に比べると、細部も異なる
ので、移植だけでは済まなくなるのは必至。この辺は追々・・・

また、今回は少し詳しく記録して、マニュアル的な要素を幾分持たせようと考えましたが、やはり作業に
没頭してしまうので駄目でした(笑)。知識的にも他人に教えるほど詳しくもありませんし。今回も「作業
風景の記録」程度の内容ですから、情報でお金を取るサービス・マニュアルのような期待は、しないで
下さい。







プライマリーから大量のオイルが・・・orz

クラッチが滑り気味なので、ダービー・カバーを開けて見ると、下部に大量のオイルが溜まっていました。
本来、ショベルはプライマリーに行ったオイルはスカベンジングされ、ポンプにてタンクに戻されるのです。
(ちなみにエボからは、そう言った機能の無いドブ漬けプライマリーです)

最初は「ポンプ不良?」「ブリーザーが空回り?」などと疑ってみましたが、良く見ると、プライマリーへの
オイルラインが全て(IN&OUT)切り離されています(笑)。何ですか?ラインを繋げるのが面倒になって
ドブ漬け仕様に勝手に変更・・・って訳ですか?いきなり脱力させられます。ショベルは本来、湿式クラ
ッチではありませんから(中途半端に湿ってはいるが)、こんな事をすれば滑るのは当たり前です。






ドブ漬けのお陰で綺麗(笑)

中はマトモでした。どんな「サプライズ」があるか分からないので、開ける度にドキドキしますね。40過ぎの
中年男性の心臓には負担が掛かりすぎです。オイルが必要以上に周っていたので(笑)、スラッジも無く、
綺麗でした。







スペシャル・ツール?

御存知の方も多いでしょうが、お約束の便利ツールです。クラッチのアジャスト・ナットを外し、巨大な
ワッシャー(←これがスペシャルツール)を当てて、再びアジャスト・ナットを締め込むと、スプリングが
一体となって外せます。取り付ける時も、このままポン!これをしないと、バラけたスプリングを再び
圧縮しながら組み込むのに一苦労します。言うまでもなく、スプリングを交換などの作業ではツール
は無意味です。クラッチ板の清掃などで有意義。







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