ライマン・アラスカン(M73スコープ)


元々は民間用スコープで、商品名は『ザ・アラスカン』、ライマン社で製造されたものです。
一応、軍に制式採用された時点でM73と言う軍用名をもらったのですが、M73の刻印は
どこにも打ってありません。これはM73B1(ウィーバー330)でも同じです。また、この銃は
正真正銘の狙撃銃A4ですが、レシーバーの刻印はA3のままです。余程急いでたんですね。
「刻印?ンなモンどーでもイイじゃねーか!そんなヒマねーんだよ!あ”〜!」てな感じ?







一応、オール・ウェザー・・・・

まあ、曇っちゃうらしいですけど・・・・
軍での使い方はハードなので、別にライマン社が嘘をついた訳では無いと思います。
アジャスターのキャップ(写真では外してあります)やリングも含め、全て鉄製です。












フラッグ式セーフティ と カットオフスイッチ


日本軍のライフルと比較して、なんともメカメカしくてカッコイイんですが、実は、かなり御間抜けな部分も
あります。まず、レシーバー左の『OFF』の文字が見えるレバーですが、これは、オフにすると、ボルトが
最後まで後退せず、マガジンフロアーに引っかかる少し手前で止まります。つまり、弾倉に弾薬が入って
いても、それらはチャンバーに装填されず、ボルトだけが前後に動くことになります。敵との距離が遠く、
撃ち合う場面で時間に余裕がある時は、この状態で、弾を一発ずつチャンバーに放り込んで射撃します。
(そのためボルトはコーン・ヘッドになってます。スムーズに入るから) そして、「突撃〜!」みたいな
状況になったら、レバーを上に持ち上げて『ON』の状態にします。すると、ボルトは正規の位置まで
後退しますので、マガジン内の弾薬を普通に使えるようになります。

イギリスのSMLEも同様の機構がありますが、ハッキリ言って長々と説明するのもあほらしい機能です。
オンにし忘れて突撃した兵士がいなかったことを祈ります。(私的な意見ですが・・・)

そして更に、狙撃銃の場合、フラッグ・タイプのセーフティ(スコープレンズの下に見える)を操作する際に
途中でスコープに引っかかってしまいます。これはM84になっても同じです。つまり、セーフティは使え
なくなります。これは大きな問題ですよね・・・・

追記
M84の場合、フロントリングをスコープアジャスターの前に持ってきて、スコープを思いっきり後退させ
れば、セーフティは操作可能です。が、しかし接眼レンズが近過ぎて、今度はまともに狙えません・・・・




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