銃雑記C


思いついたまま書いていくのでよかったら見てやって下さい。
銃についてのコメントや批判はあくまで私の個人的な意見ですので、
御了解願います。 また、キーボード不慣れにつき、誤字脱字等、
見苦しい点があれば御許し下さい。


目次 

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45ACP 軽量弾
45ACPのマン・ストッピング・パワーは幻想?
ブローバックについてU

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未来少年コナン

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45ACP 軽量弾

一つ前の雑記(↓)にて、「45ACPの230グレインと言う弾頭重量は重過ぎる」と言う私的
結論に達した訳ですが、それを確かめる為、実際に軽い弾頭を高速(45ACPとしては)で
飛ばしてみました。とは言え、弾頭の直径は変えられませんので、軽くする為には長さを短
縮したり、中身を刳り貫いたりの加工が必要になります。

とりあえずの実験用に作ったのは、ハードキャストの200グレイン弾頭を、旋盤で削って
150グレインまでシェイプしたものを作ってみました。別ページを設けたので、その経緯は
こちらで↓

ハードキャスト改造、150グレイン

ってな訳で、大口径と1200fps以上の初速によって、マッシュルーミングしないFMJでも
オリジナル230グレインや、9mmパラベラムのホローポイントも凌ぐインパクトになる事が
わかりました。しかし、この弾には欠点があります。強引に全長を詰めたので、先端がワッ
ドカッター並で、これでは装填不良が起こり易くなります。45口径軽量弾で一番難しいの
は、大口径でありながら、如何に軽くするかです。コアを鉛からアルミなどの軽合金に変更
するのも手段ですが、私の工房では無理な作業です。

そこで考えたのが、底部が露出したFMJ(カパージャケット)をバーナーで炙り、中の鉛を
一旦溶かし出し、空洞になった銅の殻に、任意の重量になるコアを詰める言う方法です。
そのコアですが、いろいろと悩んだ末、ショットシェルのペレッツを適量入れ、更にエポキシ
樹脂を流して固める事にしました。工作過程は別ページにて↓

230グレインFMJの改造

さて、これによって、前作より更に軽くする事が出来ました。「過ぎたるは及ばざるが〜」と
言いますが、「実験」なので、超軽量の97グレインから130グレインまで作ってみました。
ここで問題になるのが装薬(パウダー/プロペラント)です。規格外の軽量大口径なので
レシピがありません。45ロングコルト弾などを参考に、危険にならないギリギリの限界を
探った結果、アキュレート・アームズの5番を、100グレイン弾頭までは12グレイン。130
グレインまでは11グレインと判断しました。以下がその実射結果です↓

軽量FMJ(97〜130グレイン)45ACPの実射結果

いや〜、面白かった。

前回の雑記に続き、今回も再認識しましたが、45ACPの「大口径」と言う要素は、人体に
インパクトを伝える上で極めて有効です。しかし、如何せん弾速が足りない。今回の様な
方法で軽量化して、9mmパラベラム以上の初速で飛ばせば、大口径のメリットは十分に
発揮され、ホローポイント並の破壊力が得られる訳です。ただ、未だ試作弾のテストを2回
行っただけなので、現時点では「自論」の域です。貫通力や精度なども、テストしませんと
分かりませんからね。今回製作したFMJ改造軽量弾は、プレッシャーが少々高めだったの
で、今後、更にレシピの幅を広げ、最も効率的で安全なポイントを模索したいと思います。

「打倒!ファクトリーアモ!」





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45ACPのマン・ストッピング・パワーは幻想?

さあ、いきなり挑発的なタイトルですが、関心のある方は多いと思います。私も昔からこの
話題には興味があり、それなりに持論もあったのですが、最近(2010年2月頃)その持論
が自らの検証で覆された形となり、(・∀・)アヒャ!って感じです。長い話なので、順を追って
行きましょう。

先ず、マン・ストッピング・パワーとは何か?私的定義ですが、これは「人間の行動(動き)
を速やかに止める力。それはまた、着弾点が急所から少々外れた場合であっても、内蔵や
神経などを衝撃にて広範囲に破壊し得る」と言う事です。「パワー」が指す意味には、他に
貫通力や飛距離(フラットに遠くまで飛ぶ能力)、硬い物を破壊する力、などありますが、
それらは前述の「人間の動きを即座に止めるマン・ストッピング・パワー」とは違った方向性
の上に成り立ちます。例えば防弾チョッキを撃ち抜いたり、より遠くまで弾丸を飛ばしたり、
近距離のペッパー・ポッパー(鉄製の可倒的)を倒したりする能力とは別な訳です。

では、マン・ストッピング・パワーを得るには、どのような弾薬であるべきか?人間の体内を
通過する上で、破壊規模を広範囲に及ぼす必要がある訳で、その為には一定以上の速度
を保持、弾頭の表面積は大きく、通過抵抗が強い方が有利。しかしそれでは弾道性能で不
利になりますし、弾薬も大型化してしまう。そこで、命中と同時にブレット先端が潰れて広が
ったり(マッシュルーミング)、先が裂けて開いたり、四散したりする(エクスパンス/エクス
プロージョン)、所謂ダムダム弾の類が開発された訳です。

さて、ここでの主題は、それらダムダム弾ではない、通常のFMJ(フルメタルジャケット)の
場合です。今までの私の考えでは、命中時に先端が潰れないFMJでは、ブレットの表面積
(直径)が、9mmパラべラムよりも大きい45口径の方が、「破壊範囲を広げる」事が可能で
あろうと言う理屈でした。マッシュルーミング等で先端が潰れた(径が増大)ブレットの有効
性がハッキリしている以上、径が予め大きい45の方が有利であるのは当然と思ったから
です。従って、FMJに限定される軍用銃を比較した場合、9mmパラベラムよりも、45ACP
使用の銃が、マン・ストッピング・パワーに長けている筈だと・・・一応筋は通っているよね?

しかし・・・その考えには大きな要素が一つ欠如していました。

間違いに気付いたのは砂漠での射撃が可能になり、ポリビン等を自由に撃てる様になって
からの事です。1ガロンの水を密封したポリ容器を9mmパラと45ACPで撃ち比べた結果、
「破壊規模を広げて大きく破裂」する筈の45ACPは、何故か何度撃っても9mmパラと大差
は無く、と言うか・・・むしろ9mmの方が大きく裂ける場合が多いじゃないですか。

これがその時の模様です

んで、

7.62mmトカレフと、参考までの357マグナム・シルバーチップHPを
含めた結果。硬い物や砂に対しての比較


と言う具合です。

ただ、ポリ容器に密封した水を破裂させる事が、人体への破壊規模を広範囲に及ぼす事と
イコールであるかは確証が持てません。まさか人間や、似た様な生き物を撃つ訳には行き
ませんからね(あたりまえじゃ!)。出来る事なら、ゼラチンで実験すべきは百も承知です。
ですがポリ容器の水であっても、少なくとも人体のそれと結果が逆になる様な事(ポリ容器
へのダメージは大きいが人体へのダメージは小。またはその逆)になるとは考え難く、恐らく
は同様の結果をもたらすと考えます。

この実射で注目したいのが、トカレフ弾での結果です。7.62mmなので、9mmよりも小口
径、ブレット重量が僅か85グレインにもかかわらず、容器の破壊は3種の中でトップです。
比較の二つより、小口径、軽い弾頭。では何が他の2つより勝っていたか?・・・そうです、
初速です。この時の初速は、45ACPが800fps少々、9mmパラでは1100〜1200fps、
それに比べ、トカレフ弾は1400fps前後と高速です。私はこれまで、口径が小さく(他の拳
銃に比べ)軽量高速のトカレフ弾は、貫通力や低伸性に優れても、マン・ストッピング・パワ
ーは劣ると考えていました。45口径の理屈を逆に考えれば当然です。しかし、この実射で
その理屈が両方同時にひっくり返された訳です。

つまり、私の考えで欠如していたのは、マン・ストッピング・パワーに於ける「初速」の重要性
です。45ACPが、他より大口径にもかかわらず、抜きん出た結果にならないのは、初速が
足りないからです。では初速を上げれば解決かと言うと、45ACPボール(軍用45ACP)は
ブレットウエイトが230グレインもありますから、それを1000fps以上で飛ばす事は、マグナ
ム拳銃並みのサイズとリコイルになってしまい、軍用銃とはなり得ません。800fpsそこそこ
の低初速は、軍用拳銃に230グレイン弾頭を採用した結果と言う事です。しかし、そもそも、
230グレインの弾頭が、軍用拳銃に必要なのでしょうか?何のメリットがあっての重量弾?

「230グレインの重量が悪者」的な流れになって参りましたが(笑)、では重いブレットの利点
とは何でしょうか?よく言われるのが、大型獣のハンティングの場合です。皮や皮下脂肪が
分厚く、骨格が丈夫な象やバッファローなど、軽量高速弾では、それらで弾道が逸れたり、
弾かれたりで、内蔵にダメージを与えられない事がある訳です。似た例では、5.56mmの
M16が採用された当時、「小口径(軽量)高速弾は、藪や小枝等で弾かれただけで、弾道
が逸れる」などなど・・・要するにブレットの突進性(?)に欠ける訳です。これは確かにその
通りであり、特に大型獣ハンティングの場合、重量弾は必須です。その他にも、重い鉄板の
的(ペッパーポッパーなど)を倒したり、並べたボーリングのピンを軽快に吹っ飛ばしたり・・・
(そんな45オートの競技もありましたね)。ですが、人間には大型獣の様な皮下脂肪も骨格
もありませんし、ボーリングピンの様に「軽快に吹っ飛ばす」事は不可能であり、また無意味。
敵(人間)の生体機能を速やかに奪えば(殺傷)良いのであって、それには先に述べたマン・
ストッピング・パワーを発生するに足る初速が重要であり、それを妨げる過剰な弾頭重量は
必要無いと私は考えます。

ここまでの垂れ理論で、何か連想された方はスルドイ。そうです、ロイ・ウエザビーが唱えた
高初速至上説(勝手に命名)です。私が彷徨い、行き着いた先は、奴の理論の傍な訳です。
但し、弾頭重量を蔑ろにするつもりはありません。バランスの問題です。「拳銃弾の用途に沿
ったバランスを考えた場合、230グレイン弾頭は重過ぎる」と言うのが、私流の結論です。

私的結論

45ACP(230グレインFMJ)は弾頭重量が拳銃弾の用途としては必要以上であり、マン・ス
トッピング・パワーを発揮する初速には達しておらず、大口径の優位性を差し引いたとしても、
それは9mmパラベラム(一般的な110〜120グレインFMJ)と同等であり、特に優れている
とは言えない。

あーあ、否定しちゃいました(笑)。ジェフ・クーパーを敵に回したか?

さて、今回のテーマは一応ここで終わりですが、では、45ACPの軽量高速弾があったら、
マン・ストッピング・パワーは230グレインを上回るのか?実際に弾を作って撃ってみたの
で、次回はそのネタで行きたいと思います。






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ブローバックについてU

ブローバック(以下ブロウ式)とリコイル・オペレーテッド(以下リコイル式)の違いについては
過去何度かネタにしましたが(雑記FAQFAQ)、ブリーチを後退させる力がリコイル式
は「反動」であり、ブロウ式では「内圧」である点について「何処が違うのか?爆発力と言う
点で両方同じではないか?」と言った御意見を何度も頂きました。「そう決まっている事なの
で仕方が無い」と返答すれば終わってしまうのですが、私なりに理解している原理の相違に
ついて垂れ述べたいと思います。

いきなりですが別室です。以前に描いた落書き図も含めて一挙公開?

別室

と言う訳で、何故ブロウ・バックが反動利用(リコイル・オペレーテッド)のカテゴリーに含ま
れないのか、お解かり頂けましたか?ここで一般的な(特殊な物は含まず)各作動方式を
纏めると(閉鎖方式は含まず)・・・

ブロウ→ストレート/ディレード(メカニカルorガス)/バック/フォワード

リコイル→ロング/ショート/イナーシャ

ガス・オペレーテッド→コンベンショナル(ショート・ストローク・ピストンorロング・ストロー
ク・ピストン)/リュングマン(直接噴き付け)・システム

・・・何か抜けてるか?抜けてたら教えて。

はい、そんな感じです。ブレットを推進させるのはパウダーの燃焼圧力であり、自動銃各々
の作動も、間違いなくその燃焼圧力を利用しているのは当然であります。しかしだからと
言って「総ての自動銃はガス・オペレーテッドである(ガス圧で作動する意味に於いて)」
などと解説してしまっては、幾らなんでも「投げっぱなしジャーマン」です。てゆか誤りです。
ガス・オペ発明した人が怒りますよ。







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