日本特殊鋼製 教練用小銃

5年程前にガンショーで購入した教練用小銃です。当時は既に、ガンショーで購入した銃を持ち帰ることが
違法でしたが(一部の古式銃等を除く)、この銃は全く問題外。何たってシリアル番号がありませんからね。
銃とは言っても実弾は使用出来ず、プライマーと少量の火薬で軽量弾頭を飛ばす射撃訓練専用銃です。
ただ、外見は御覧の通り本物そっくりで、銃知識の浅い人なら区別が付きません。加えて、実弾の装填&
発射が可能(銃が破壊されたとしても)なので危険です。この辺は後程・・・

上で少々触れましたが、この銃は狭窄(きょうさく)弾と言う、実弾に基づいたサイズの練習用弾薬を主に
用いる銃です。狭窄弾のブレットは、短いアルミ円柱で出来ており、これをプライマーと少量の黒色火薬の
力で発射します。ブレット重量がどの程度かは不明ですが、見た感じでは30グレイン前後と思われます。
(私は狭窄弾の実物を、未だ入手していません)。ケースやプライマーは実弾と同じですが、プライマーは
散弾用の大型(一般用)を流用された物もありました。この弾薬を用いて、10メートル程の射程距離から
標的射撃訓練(軍事訓練)を行った訳です。

写真の教練銃は日本特殊鋼製で、三八式小銃を模したと思われるフルサイズです。この様な教練専用の
銃は、主として民間の学校等で用いられました。中には子供用にスケールダウンされた銃も存在します。
「学童〜学徒まで、お子様の発育に合わせた各種サイズの教練銃を用意致しておりますので、お母様も
安心です」・・・・ってな感じでは無いでしょうが、子供サイズの教練銃は、見ていてちょっと胸が痛みます。
玩具のエアーガンとは訳が違いますからね。平和が飽和な現在では考えられませんよ・・・

・・・でも九条はイラネ!

はい、久々に脱線しましたが謝罪も賠償もしません。・・・さて、民間会社製造の教練銃は他にも井澤式、
金山式、平和式などがありました。これらは全て狭窄弾専用ですが(空砲も撃てると思うが)、軍が製造
した物は、実物の三八式や三十年式をベースに改装した物が多く、それらは実弾の発射も可能※です。

※しかし現在、それらを発射して破裂事故が起こっているので、「教練用」とされる物は、例え実物ベース
でも、実弾を使うのは避けた方が賢明と、個人的に思います。




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