S&W M586

アーリー・ハンドエジェクターズ

(上のタイトル、何か60年代のグループ・サウンズのバンド名みたくなってしましましたが・・・)

私が渡米して一番最初に買ったのが、新品のM586/6インチでした(5年程前に売ってしまったが)。
あの頃はM586や686は最新型で、7連発モデルが出た時は「スゲェ〜!」とか言っていたのですが、
近頃のガン・ショップを覗けば、パフォーマンス・センターやら、スカンジウムやら、Xフレームやらで、
すっかり模様が変わってしまいましたねェ・・・しかも、それらがなかなか良い感じの出来栄えで、嬉しく
なってしまいます。

そんな新製品を紹介したいのは山々ですが・・・金もコネも無いので、旧型でマッタリ行きましょう(笑)。

しかし旧型とは言っても、M586は名銃ですよ!私的に、357マグナム・リボルバーの完成品と言って
過言ではないモデル。357Mag用にLフレームが開発された経緯は、既にアチコチで語られているので
省きますが、マグナムに対して虚弱だったM19と、肉厚はあるがアクションがイマイチだったパイソンを、
足して2で割ったのがM586です(かなり乱暴?)。ちなみにスマイソンとかスモルトとかは、あまりにも
お約束の話題材料なので、ここでは敢えてNGワードとします(笑)。あと「パイソンのパクリ!」は禁句。

S&Wのアクションが優秀なのは、このサイトでも何度かお話しましたが、そのルーツはKフレームでは
M1899まで遡ります。基本的な骨格やアクションはその頃のまま、現在まで引き継がれています。
勿論、途中多くの改良は加えられていますが、これは凄い事です。この手の話はM1911の「100年
近く現役〜」云々が一般的ですが、S&Wの基本DAメカは既に100年を越える御長寿アクション・・・

100年の小改良をここで全て紹介する訳には行きませんが、38口径Kフレーム〜Lフレームならば、
何丁か手元にありますので、メカニズムや外見などを比較して行きたいと思います。ちなみに、ページ
タイトルの【ハンドエジェクター】とは、S&Wスィング・アウト式DAリボルバーの総称で、広くは現在の
最新型もハンドエジェクターと言えます。【アーリー・ハンドエジェクター】としたのは、モデル名が年数で
呼ばれていた頃の物(例えばM1905)を指す意味でそうしました。1957年以降、年数とは異なる
各モデル番号にて(例えばM19)命名されます。私の周りでは、前者をアーリー・ハンドエジェクター、
後者をモダン・ハンドエジェクターと呼んでいます(書籍でもそう呼んでいる様です)。言うまでもなく、
ミリタリー&ポリスとか、マスター・ピースとか、アウトドアーズマン等、それらは全てハンドエジェクター
に含まれる訳です。「このS&WのDAリボルバーは何て名前?」と訊かれて、もし分からなかったら
「ハンドエジェクターです!」と答えておけばとりあえず正解(笑)。







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