九四式拳銃


はい!遂に出ました!南部麒次郎の話題作!
まあ・・・・・色々言われましたね・・・・・米兵からは『スーサイド・ナンブ』とか言われ、更に敵国人から
ばかりでなく、後の日本人からも、無骨、頭でっかち、欠陥銃、粗悪品、etc・・・・・確かに、確かにそれは
当たってはいる!間違いでは無い!でも・・・でも・・・そんなに寄って集って悪口言う事無いじゃん!!
き・・・・麒次郎ちゃんが可哀想です。

さて、私情はこれくらいにして、では一体何がそんなにマズかったのか?良いところは無いのか?
ページ数も少ないので、今回はその辺に的を絞って見てみる事にしましょう。(NHK風味)

まず南部拳銃のルーツ 南部式→十四年式→九四式 と、見てみますと、十四年式までは基本設計が
同じであったのに、九四式で大きくデザインが変化しております。これは、それまでの南部8ミリ拳銃が
大き過ぎた為、小型化せよと言う意向によるものです。確かに十四年式は弾薬の威力、装弾数の割りに
デカ過ぎました。大きいと言うより、かさばると言った感じでしょうか? 8mm南部弾程度の威力ならば
他所と比較する所の、ベレッタM1934やブローニングM1910あたりの大きさでなくてはいけません。

そもそも最初の誤りだったのが、中途半端な威力の8mmボトルネック・カートリッジを採用した事です。
結果、銃に閉鎖機構を設けねばならず、それが後々まで小型化、省力化の足を引っ張る訳です。

まあそれはさて置き、南部式→十四年式への移行では、キチンと理に適った改良がされていました。
(当サイトの、南部式、十四年式を参考)
ところが!ところがです!この九四式、如何に小型化したい意志があったにせよ、ものの見事に
それまで築いたデザインを、惜しげも無くかなぐり捨てております!しかも結果大失敗です!(自爆っす)
潔い!全くもって潔い大和魂!カッコイイ!すっっっげーカッコイイ!

また私情に走ってしまいますが、この『南部麒次郎』なる人物、本当に『カッコイイ!』と思います。
よく言われる話では、南部が軍に通じており、その義理で銃器設計を任された云々もありますが、
そんな銭金がらみを払拭して余りある程のデザイナー魂! 芸術家は斯くあるべし!
その辺のカッコ良さを加味した後、改めて上の銃を御覧下さい・・・・・カッコ良く見えるでしょ!ね!
(汗)
・・・・・・見えないか?・・・・うん!まあ、駄目な物は駄目?それもまた潔し!




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