エキストラクター

C型と言われるエキストラクターですが、強度不足と専ら評判悪いです。
しかし、私は必ずしも不足しているとは思いません。これは銃器評論家がネタ欲しさに
騒いでいるだけの様な気がします。例えば、リローディングダイに貼りついた薬莢の場合、
コレを強引に引き抜こうとするとシェルホルダーより先にケースのリムが千切れます。
シェルホルダーはリムの3/4を保持するにも拘わらずです。

つまり、どんなに頑丈なエキストラクターを作っても、どの道先に壊れるのはケースリム
なのです。リム以上に頑丈なエキストラクターは無意味と言う事です。そう考えた場合、
このエキストラクターが貧弱とは思えないのです。私見ですが・・・・

むしろ、自体の強度よりも、リムを確実に引っかける事の方が重要です。その場合、重要
なのは、スプリングテンションや引っ掛け部分の鋭いエッジ、また強い力が掛かった時の
剛性(反り返ったりしない)、などでしょう。

以上の観点から考えた場合、確かにこのC型はウィークかも知れません。
強度が不足しているのではなく、バネ圧、剛性が不足・・・と言うのならば私も同感です。
普通に使用する分には問題ありませんが、しかし!不必要に着脱を繰り返すと、バネ圧
剛性低下に拍車をかける事になります!

分解&注意


このエキストラクターは押忍部分にマイナスドライバー等を引っ掛けて、右にぐるりと回転
させて外しますが、途中プランジャーに当たるので、そこからはコジる様に外します。
予めプランジャーを外しておけばもっと簡単にはずせますが、いずれにせよ交換の必要が
ある時以外、外さない方が良いです。何度も着脱する内にスプリングが甘くなる可能性が
大いにあるからです!そうなるとイザと言う時スリップするかも知れません。

最初の単体写真は新品パーツです。分解したな!?と、オーナーに怒られますので!
借り物は分解してはいませんよ〜!○×さん!(笑)

ハンティングに遠征する時などは、予備のエキストラクターを用意した方が安心できる
と思います。先に述べた様に、交換は簡単です。交換の場合はプランジャーは外さずに
途中でコジって無理に外してOKです、外す部品は不要な訳ですから。新品を取り付ける
際は、スナップリングをはめる要領で、一方を先に入れて内縁に沿って、押し込みます。
必要以上に圧縮すると、折れたり、ヘタったりしますので慎重に・・・・・

さて、ロッキングラグですが、御覧の通りフロントに2つです。コーンではありません。
それと、M700はボルトのヘッド部分も別部品になっています。ラグの下側に見える
線が、その境目です。ロウ付け・・・・だったかな?だったと思います。(オイ!





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コッキングピース

写真はコックされた状態です。ボルトを銃から引き抜いた時点ではこの状態です。
この部分を分解するには、スプリングを圧縮してホールドするツールを必要とします。


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リリース

以前Q&Aコーナーで、長期保管時にはリリースした方が良いか?と言う質問がありましたが
こう言う事です。本体とコッキングピースを強く握って、雑巾を絞る様に回転させて開放したり
圧縮したりします。・・・・が、何か他方面から「M700はそんな事出来ない!」などと言われて
いましたね(笑)・・・・ご覧の様に出来ます。但し、相当な力が必要ですので、ジャム瓶の蓋が
開けられないお父さんには無理です。また、これは無理にリリースしなくても大丈夫です!
ボルトアクションのコイルスプリングは、どっちみち10年20年程でヘタる物ではありません。
まあ、気分の問題ですね。(ショットガン等のリーフスプリングは、要リリース!です。)

レスト・イン・ピース・・・・・(シャレ?

ストロークにして数mmの移動量ですが、それだけにその間のバネ圧差が重要なのです。
この手の銃はロックタイムが重要なカギを握っていますからね・・・・・




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