ランプド・バレルのフィッティング

上が今回使用したクラーク製ランプド・バレル
フィーディング・ランプがチャンバー側に付いているのが分かると思います。ノーマルは、フィーディング
・ランプが、フレーム側とバレル側に分かれており、その継ぎ目をブレットが滑りながら進む訳で、もしも
その段差がスムーズでなかったりすると、引っ掛かってジャムする確立が上がります。ランプド・バレル
ならば一体化されているので、その心配はありません。但し、45ACPのゴロンとしたブレットでは然程
問題にはならず、45ACP用ランプド・バレルと言うのはカスタム品でもあまり見掛けません。実は私も
ランプ付きでなくても良かったのですが、フレームは元々38スーパーのランプド・バレル用にカットして
あったので、自動的にバレルもランプ付きに・・・

38スーパーの場合は殆どのカスタム・バレルにランプ付きが存在します(無しも選べる)。この理由は
先のフィーディング・ランプの段差の問題の他に・・・↓











ランプド・バレルのメリット

この様に、ケース・ヘッドの露出部分を減らす事が出来ます。
45ACPでは腔圧が然程高くないので大丈夫ですが、38スーパーをIPSC用にメジャー・ロード
した場合、写真で露出している部分が発射直後に(閉鎖状態でも)、破裂する場合があります。
「ランプ無しバレルでもケース・ヘッドを完全に覆えば良いのでは」と思うかも知れません。事実
コルト製ノーマル38スーパーのバレルは、その様になっています。しかし、それでは先に説明
した理由によるフィーディング不良が心配になります。「38スーパーはジャムる!」と言う話は、
この辺に原因があるのかも知れません。その為に、38スーパーのレースガン等では、ランプド・
バレルが多く使われるのです。









ランプカット

ランプド・バレルをフィットさせるには、フレーム側の赤印部分をカットする必要があります。この作業は
長い専用の大きなドリルや、ミルマシンで切り取ります。私が最初に作ったレースガンは、この部分を
根性で手ヤスリで掘りました(笑)。プロのガンスミスが呆れていましたが、作動はバッチリでしたよ!
写真は機械でカットしてありますが・・・やはり手で掘るより仕上がりが綺麗ですね(爆)。










フレームに付くと・・・

一番下に段差がありますが、この部分はブレットが通過しないので大丈夫です。バレルとフレームの
接触する部分は、ティルトしたバレルが強烈にぶつかる部分なので、ピッタリと綺麗にフィットさせる
必要があります。ほんの少しでも隙間があったりすると、スライド・ストップの軸やバレル・リンクが
壊れてしまいます。










製作記                    10  11  12  13

完成             実射テスト      

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