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ライフル弾のリロード

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はじめに
日本国内でこの様な情報を公開するのは、ともすれば『爆弾の作り方教えます』的な
受け止め方をされないとも限りませんが、くれぐれも誤解の無い様お願いします。
日本国内では、火薬や雷管は許可を受けた人のみ取り扱いが許されております。
そして、ここではそう言った方々を対象に情報を公開している訳です。
まあ、一応お約束でお断りしますが、妙な事を考えてる方は戻った方が賢明です。
爆竹の火薬で代用しても自分の手指を吹き飛ばすのが関の山ですから・・・・(笑


さて、とは言ったものの・・・・
ここで紹介するリロードは、いわゆる『完全なマニュアル』と言える程の物ではありません。
細部のノウハウは弾薬の種類や用途によって様々ですし、それら全てについて詳しく説明
するにはとてもこのスペースでは不充分です。また、私にはそこまでの知識はございません。
ベテランの方にはあまり参考にならないと思います。(でも、ヒマ潰し程度に是非どうぞ・・・

てな訳で、一応ココの主旨としては「ライフルは所有してるがリロードはやったことがない」とか、
「やってみたいがまったく方法を知らない」とか、「そのうちライフルの許可が下りたら始めたい」
等の方々に、大体の流れを知ってもらう、と言った感じの内容です。その点、予め了承下さい。

尚、道具について良く知らない方は、一旦目次に戻って『リローディング用品』のページを
先にご覧下さい。ここから先はアップの写真ばかりで全体像が分かり難いと思いますので。
また、リロード(手詰、ハンドロード)の定義とか、必要性などと言った解説は省略します。
また、文中、敢えて名称を混ぜながら説明します。(ケース=薬莢=ブラス、プライマー=雷管、等




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んじゃスタート!

使用後の薬莢(一応名称も記入しときました。)
弾薬は.308ウインチェスター。H-SプレシジョンHTRから発射した物です。

注意してもらいたいのはA,Bの汚れの違いで(汚れの到達範囲が違う)
Aの方がBより高いプレッシャーで発射した事を示しています。
A,Bいずれも正常範囲内ですが、リロードは自分で火薬の種類や量を細かく
調整しますので、この様な汚れの違いでも強弱を判断できます。汚れが酷い、
ヘッドあたりまで汚れるといった場合、不完全燃焼(火薬の選択ミス)や、腔圧不足
(火薬の種類、量)、ヘッドスペースが過大など、トラブルシュートの材料にもなります。
一概には言えませんがボディー先端まで汚れるようですと、ひょっとすると
何か不具合があるのかもしれません。
(自動銃は全体的に汚れが多目なので、上記は必ずしも当てはまりません)

また、この時点でひび割れや変形等のインスペクションをしておいてください。

え?
何でヘッドがボディの下にあるんだ?って、だって人間じゃないもの。
ブラス君はそう言う生体なんです!(笑


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タンブリング

中には胡桃の殻を砕いたような専用の研磨材が入っています。更に使用の度に
専用のワックスを少量入れて、4時間くらい回します。道具の性能によって時間は
まちまちです。私は大体で済ませます。内部が黒ずんでいるのは特に問題はありません。
完全に金ぴかにはならない筈です。またそうしてもあまり意味はありません。程々で良し。

写真ではフタがありませんが実際にはフタを閉めます。(言うまでも無い?


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こんなもんでよし!?

但し、内部にワックスのカス(塊)等が入っていないか注意してください。
良くある失敗として、自然脱落した古プライマーが内部に入り込み、リサイズする時
プライマーのデキャップピンに当たって曲げてしまう事ですね・・・・確認して下さい。
あと、古プライマーが自然脱落した薬莢も使用しないで下さい。それは寿命か、或いは
プレッシャーが高過ぎると言う事です。マグナムでも無い限り数回の使用でプライマー
ポケットが広がる事はありません。また、腔圧超過の現象として、雷管の打撃痕が
発射圧で押し戻されてまっ平らになっていたり、穴が開いていたら要注意!



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ブカブカのスポスポ

キレイにはなりましたが、膨張したネックでは弾頭をセットしても図の如し。
そこで、元のサイズに押し戻す必要があります。これがリサイズと言う工程です。
リサイズには全体を押し戻すフルレングスと、写真のネック部分だけを押し戻す
ネックサイジングがあります。基本はフルレングスですが、毎回同じ銃でのみ
発射するなら、ネックサイジングの方が薬莢が長持ちし、精度も出しやすいです。
(ネックサイジングでの精度向上については賛否両論ですが・・・・・)



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