南部式(乙型)


パパ南部と言った方が分かり易いか?南部十四年式の前身モデルに当たります。この銃は
太平洋戦争でも使用されましたが、南部麒次郎がこの銃を開発したのは、第一次世界大戦が
始まる10年程前に遡ります。そして実際に制式採用したのは海軍の一部(陸戦隊?)と言う
事です。勿論、陸軍他でも使用した筈ですが、○×年式拳銃と言った制式名称はありません。
ドイツ軍におけるモーゼルミリタリー(C96ブルームハンドル・マウザー)のような感じですね。

写真のモデルは恐らく、1stか2ndジェネレーションだと思います。4thになるとフレームの
後部(グリップとランヤードリングの間の三角地帯)に肉抜きの溝が掘られます。
乙型(パパ南部)の前身に、甲型(グランパ南部)と言うモデルがあります。トリガーガードの
円がやや小径、マガジンボトムのチェッカー部が丸ではなく歪な半円形で、材質もアルミでは
無く木製です。テレスコピックタイプのストックが装着できる最初期型で、希少価値は大です。

さて、写真のパパですが程度は良好。しかし、グリップセーフティとグリップパネルのみ番号が
違っています。また、それに付随する板状のリターンスプリングも紛失しています。恐らく
グリップパネルが紛失したまま人手を渡っている内に、グリップセーフティのピンが脱落して
リターンスプリングごと消えてしまったのでしょう。その後、誰かがグリップ&セーフティを別に
入手して取りつけたのだと思います。

100年近く生きてりゃ、そりゃ色々あるわな・・・・・・お疲れ様ですパパさん。







スゴイ御詫び(笑)2003年11月20日
メガトン級のごめんなさいです。以前、タイトルに『南部式(甲)』と紹介していたのですが、
写真のモデルは甲では無く『乙型』でした。正直言って、私はパパ南部が甲型、ベビー
南部が乙型だと勘違いしていました。かなり笑えます。(上の本文は、既に訂正済みです)

検索エンジンには既に甲型の誤記で登録されていますので、結構手遅れ気味(気味じゃねーよ!
トゥルー甲型(笑)を探して検索された方には大変申し訳無い・・・・実は乙でした(核爆

私はこの間違いを1979年の2月より、ずっと信じて来ました。鵜呑みはいけませんね。
でも当時は資料が少なかったので・・・おっと、言い訳は男らしくないので(笑)止めます。





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