(旧Q&A)その他の質問11

匿名さんからの質問。

リボルバーをサイティングすると銃身が下を向くのは跳ね上がりを計算しているから と、本に書いて
ありました。あるサイトでは、銃の跳ね上がりは弾が銃口を離れてからであると書いてありました。
頭がおかしくなりそうです。どちらが正しいのでしょうかご教示よろしくお願いいたします。

それともう一つの疑問なんですが、ライフルのクラウンでミリタリークラウン、ラウンドクラウン、11度クラウン
とは、どんな形状をしているんでしょうか お忙しいことと存じ上げますがどうぞ宜しくお願いいたします。




  答え

成る程・・・・微妙ですね。

先ず、ブレットを発射した反動と言うのは、ブレットが前進を始めた瞬間、既に始まっています。つまり、マズル
からブレットが飛び出す前に、反動は銃に影響を及ぼします。但し、雑誌の写真にあるような、マズルが上を
向くような反動では、未だありません。初期の「動き出し」程度で、目で見ても(実際には見えないが)分から
ない程度の動きです。しかし、弾道には影響します。ですから、その間に銃が動いたり照準が反れたりすると
着弾点にも影響します。そして、その影響は反動が強い銃程、大きくなります。

この理屈から考えると、反動でマズルが持ち上がり易い銃は、予めボア・ラインを下げておく必要が、確かに
あります。ただ、加えて考えて欲しいのは、ブレットは放物線を描きながら飛んで行き、その間で照準線に
2回一致させる為、ブレットを上に向けて発射しなければならない点。(↓)



さあ、こうなると難しい。銃身は上を向けたら良いのか?下を向けたら良いのか?

結論を言えば、銃の種類、デザイン、銃身長、使用弾薬、撃ち方、撃つ向き(水平か、上下か)、等によって
変化します。ですから銃を設計する段階で、ある程度答えを出し、試作品の完成後に試射、サイト(バレル)
のアングルを決定するのだと思います。撃ち方や、撃つ向きによる細かい変化は、個々のユーザーがサイト
調節で行えます。(固定式サイトの場合、メーカーが、その銃の使用目的や状況を考えて設定する)

「ごちゃごちゃ理屈は良いから、つまり実際どうなってるの?」

例を挙げるとこんな感じ ↓



奥がS&W M586 357マグナム(4インチバレル)。手前がスターム・ルガーMKT 22LR(6インチ)。
写真は分かり易い様に上下逆さにしてあります。バレル内に、内径ピッタリの真っ直ぐな棒を差し、サイトを
水平な台の上(一番上の黒い影)に載せて比べました。サイトは両銃共に15〜25ヤードでキッチリ合って
いますから、それを基準にして、バレルが上下どちらに向いているかが分かります。白いロッドがM586で
ねずみ色の短いのがルガー。

・・・結果、ルガーは照準よりも若干上向き、M586はかなり下向きです。この違いと言うのは、先に述べた
初期の反動による銃口の動きなのです。くどい様ですが、どちらの銃も同じ距離で的の中心に当たります。

言うまでも無く、これは一例です。弾薬、銃の種類、使う人、状況、等によって変わります。
質問中の、「リボルバーをサイティングすると銃身が下を・・・」 この例では確かにそうですが、「全てそうだ」
と、言い切ってしまうのは少々乱暴です。例えば、8インチのフルラグ・バレルに、ポート式のコンプを付けた
38spl使用のリボルバーや、PPCカスタム・リボルバーでは恐らく水平程度になる筈です。

追記
後日、22口径のS&W K22 6インチ・リボルバーで実験したところ、バレルはスターム・ルガー22と同じく
少々上を向いていました。ですから、リボルバーの銃口が(全て)下を向いているとは限りません。また、逆に
オートマティックでも銃口が下を向いている物は多い筈です。銃身の傾斜は、オート、リボルバー、の違いで
決まる訳ではありません。「一部の銃は照準線よりもバレルが下を向いているが、その理由は、初期の反動
による銃口の跳ね上がりを計算に入れての事である」と言うのが私の考えです。

追記2
>「銃の跳ね上がりは弾が銃口を離れてからである」
では上記は誤りか?と言えば、そうでもありません。見た目も鮮やかな(笑)ドカーン!と言う派手なマズル・
ジャンプは、ブレットがマズルを離れた後に起こります。高速度カメラの映像などを見ると、質問中の記述の
様に感じてしまうでしょう。ただ、厳密に言えば、先に説明したとおりです。競技等では、この初期の反動を
コントロールするのが非常に大きなポイントとなります。





>マズル・クラウン

ミリタリー・クラウンは、「コレ」と決まった形は無く、色々あります。ラウンド・クラウンも、ミリタリーに含まれる
場合があります。11度(イレブン・デグリー)は、ベンチレスト・シューターの間から始まったデザイン。名前の
通り、11°円錐状にになっています。丁度、質問71↓のPunkAssBobさんのM700が、11°な感じです。
これは、コンマ数ミリを競うシビアな競技(或いは狙撃銃)では、ヘビーバレル+11°クラウンが良いグルー
ピングを生み出すと言う理由(但し絶対とは限らない)からです。11°クラウンやフラット・クラウンは傷が付
き易い為、外周に保護用のステップ(段差)を付けた物もあります。各々のクラウン形状は・・・・・

こんな感じ?他にも何かあった鴨?(爆)
いずれにしても、クラウンはブレットがマズルから離れる重要な部分なので、様々な方法で保護しています。
変形すると弾道に悪影響を及ぼしますが、形状(デザイン)によって精度が大きく変化する事はありません。





FAQに戻る


 (旧Q&A)その他の質問12

もののふ さんからの質問。

先日、かなり古い三十八式を手にいれたのですが、手入れの方法がわからず、素人法でやるのも恐い気が
します。できるだけ価値をおとさずに、手入れする方法があれば宜しくご教授ください。

  答え

射撃後の手入れならば普通のライフルと変わりません。(ボア・クリーニング)また、購入後初めて撃つ場合は
バレル内を掃除してからの方が良いです。射撃前に、ボルト先端の2箇所のロッキング・ラグに、薄くグリスを
塗る事も忘れないで下さい。(ボルト全体でも構わない)射撃の後は、それらグリスやソルベントを完全に拭き
落とします。

保管する場合は金属部分に薄く油を引きますが、質の悪いオイルは余計に酸化を早めますから、私はWD40
を使用しています。他のシリコン・スプレーも良いですが、入手し易さと値段の安さからWD40が一番。これを
一旦、布にスプレーしてから金属部分を軽く拭きます。手で触れた部分は、必ずこの処置をして仕舞います。
シリコン皮膜の有効期間は保管環境にもよりますので、こまめに状態をチェックして下さい。

購入時から既に錆びている銃が多いですが、これはどうしようもありません。それ以上進行しない様、定期的に
手入れします。錆落とし剤は絶対に使用しないで下さい。ブルーが剥げ落ちてる部分に、即席のガンブルーで
補修するのも、以ての外です。色ムラになって取返しがつかない事なります。既にある錆や剥げは、年輪だと
思って観賞してください。

木部にも傷が沢山あると思いますが、これも同様です。ペーパー掛けしてツルツルにしたりは×です。銃砲店
で売っている、ストック用のワックスをタオルに付けて軽く拭く程度です。亜麻仁油を塗るのも、私は避けてい
ます。何が何でもオリジナル重視。

何十年も触らずに保管する、所謂、モスボールのテクニックはここでは書き切れません(よく知らないし)。一般
のコレクターには関係ないと思います。

ストックとレシーバーを分ける様な分解掃除は、強いて行う必要はありません。スクリューやバンドが固着して
いる場合が多いので、専用ツールと技術が無いと、スクリュー・ヘッドの損傷や、部品に傷を付ける可能性が
あります。どうしても分解するのならば、銃を銃砲店に持って行き、ヘッドにピッタリ合う銃専用のドライバーや
プラスティック・ハンマー等を購入してから、慎重に行って下さい。ちなみに銃砲店でも分解掃除は引き受けて
くれる(有料だが)筈ですよ。しかし、間違っても「リ、フィニッシュ」とか「リ、コンディション」等とオーダーしない
様に。ピカピカの新品(値打ち↓)になって戻って来ます。あくまでも「クリーニング」です。

そんな感じです。特にコツと言った様な事はありません。強くゴシゴシ擦らない。コンパウンドを付けて磨いたり
しない。素手で金属部を長時間触らない。能書きに惑わされて得体の知れない薬品を塗ったりしないetc・・・
注意すべきは全て一般的な事だと思います。






FAQに戻る


 (旧Q&A)その他の質問13

maimai さんからの質問。

私はカートリッジ大好きなモデルガンマニアですが以前、モデルガンに入れようと.30モーゼルのダミーカート
(火薬抜き実弾)の弾頭をペンチで抜いた事がありますが、弾頭は傷だらけになりました。雑誌などで大戦中の
オリジナル南部弾の弾頭を、きれいに抜いているのを見たことがあります。

そこで質問ですが、どうすればきれいに弾頭が抜けるのでしょうか?



  答え

ブレット・プーラーと言う道具を使います。ハンマーでのインパクト式と、ダイ&プレス・マシンで機械的に抜く
方式がありますが、ここでは簡単で安価なハンマー式を紹介します。

ブレット・プーラー全容



んで、金具の部分は3つのアルミ・ピースが、ラバーバンドで纏まっています。


右の外れたピースの上の方(右端)↑に、ちょっと出っ張りがありますが
この部分が3方向からケース・リムに噛みます。


ラバーバンドは伸縮性があるので、ハンドガンやライフル、大概の物に合いますが、更に別サイズも3種類
くらいあります。但し、原理上、リム・ファイアカートリッジには使えません。危険です。

んで、これを中空になったハンマー本体にセットします。



更に、キャップをねじ込む事で、ガッチリとケースをホールドします。リムがスリップした事は未だありません。



この状態で、コンクリートの床等に恐る恐る(笑)何度か叩きつけると、ブレットは慣性によって徐々に抜けて
来ます。ハンマーの下側に黒っぽい部分がありますが、ここはフエルトが敷いてあり、飛び出したブレットに
傷を付けない様になっています。ハンマー本体は耐衝撃性プラスティックで、割れたり破損したりはしません。
初期の物は、柄の部分がアルミなのですが、これは曲がってしまうので良くありません。最新のは全てプラで
出来ています。

さて、このツールは当サイトからもリンクしている『ミッドウェイ』によると、10〜20ドルくらいで売ってますね。
ミッドウェイ
日本の銃砲店でも、普通の人にも売ってくれると思いますよ。これ自体は銃刀法に触れる物ではありません。
リムド弾薬ならば、ケースに傷を付けない様にマスキングして、プライヤー等で挟んで代用出来そうな気も
しますが、その辺は何とも言えません。原理さえ分かってしまえば、自作出来そうな気もしますけどね・・・・
(注: しかし、許可所有者が実弾で行う場合は、自作品等には危険性が伴うので止めた方が良いです)









FAQに戻る


 (旧Q&A)その他の質問14

匿名さんからの質問。

Q1:
 たかひろさんがエントリーされる’IPSC’競技について教えてください。
どんなルールで、何を競うものなのでしょうか?
 銃器メーカーの中にはIPSC用と銘打っている銃がある様ですが、
http://www.cz-usa.com/product.detail.php?id=38
http://www.charlesdaly.com/HTML/products/firearms/pistols/1911/bulm5.asp#itemtable
普通の銃と何が異なるのでしょうか?
(お値段は倍以上してますね)
 また、(別に)CQBと言う競技名を見掛けたのですが、こちらはどの様な競技でしょうか?

Q2:
 ハンドガンの寿命についてのご質問。
ハンドガンの寿命は、発弾数などで言うと何発くらい撃てるものなのでしょうか?
例えばSmith&Wessionリボルバー(M625とかM586とかM66など)で言うと
最初に壊れやすいのはどこでしょうか?
(大体)どんな順番で何処が壊れ、最後のトドメは何処が壊れたら廃棄でしょうか?

Q3:
 レミントンの散弾銃でLight Contourと言う、肉厚を薄く軽量に作られている銃身が
有るのですが、 この銃身でスラッグ弾を撃つと腔圧が高い為に裂けてしまう可能性
があるらしいのです。 撃つと本当に危険なのか否か情報が有りましたら教えてください。


  回答

A1
IPSCシューティングの概要については、旧Q&Aを参考にして下さい。
メーカーで出しているカスタム・モデル(厳密には受注製作ではありませんが)は、競技用に改良された銃を
参考に、使い易くモデファイした商品です。例えば、アンビ・セーフティ、エクステンテッド・スライド・ストップ、
マガジン・キャッチetc・・・。まあ、ある意味メーカーの思惑たっぷりのカテゴリーなんですけどね。スタンダード
仕様の商品を少々変えただけで数百ドル上乗せして売れますから・・・もっとも、ガンスミスに依頼すれば、
もっと取られるので、そう考えればリーズナブルかも。また、最近の1911(ナインティーン・イレブン)系は、
既に改良された状態がスタンダードとなっている商品も多いです。例えばキンバーや、S&W1911とか・・・。
1911に拘らなければグロック、スプリングフィールドXD、H&K、SIG・・・・etc。千ドル以下でも良い製品は
沢山あります。

CQBとは Close Quarters Battle  の略で、簡単に言うと室内空間での戦いですね。最近流行りの?ドア・
エントリーです。飛行機等の乗り物の室内も含みます。警察や軍隊の特殊部隊による突入訓練が起源です。
こう言った情報は、日本の特殊部隊マニアの方が詳しいでしょう。この訓練を競技化?したのだと思いますが
私は未だ未経験です。IPSCも、あまりリアルになり過ぎるのは、如何なものかと思います。この辺は、内部
でも考え方が分かれ、スポーツ性を強調する方向と、実戦を意識する方向がありますね。何れにせよ、元は
人間を殺す訓練です。私は嫌いではありませんが(オイ・・・)、競技が市民権を得る日は遥か遠いでしょう。

追記
上記で、「室内空間」と言いましたが、屋根があるとは限らないので室内とは言えないですね。要するに狭い
(CLOSE)な場所と言う事です。・・・狭いじゃなくて、「近い」?高卒なので適訳が浮かびません。至近距離?




A2
寿命は銃によっても異なりますが、法律的に言えばフレームやレシーバー等、シリアルが打ってある部品が
再起不能になった時点で廃銃ではないでしょうか?銃身やスライド、ボルト、全てのパーツは幾らでも交換
できます。もっとも、フレームも、クラックが少し入った程度なら溶接して直せますけどね。

昔、LAガンクラブと言うレンタル銃の豊富な射撃場に知り合いがいたのですが、彼の話では、リボルバーは
フォーシング・コーン(銃身の根元、ブレットが最初に食い込む部分)がダメになり易いと言う事でした。しかし
バレルの一部分ですから、新品に交換すれば大丈夫です。厄介なのは、フレーム・トップの内側部分です。
シリンダーとバレル(フォーシング・コーン)の間から噴出する高圧&高熱のガスが、フレーム上部をバーナー
の様に焼いてしまうのです。数千発では何でもありませんが、数万発では無視出来ないでしょう。軽合金の
フレームや、最近の一部モデルでは、ガスがあたる部分に硬質金属(耐腐食性)が当ててあったりします。
この部分はフレームなので、バレルの様に交換出来ません。しかも強い力が加わるので、溶接も危険です。
この辺がリボルバーの限界点では無いかと思います。オートマティックのフレームでも、大きな力を支える
部分が大破した場合は、溶接補修は危険です。軽合金フレームは尚更です。この辺が寿命でしょうね。
但し、上記は「発射可能な状態」を維持する話で、競技銃や公用銃の耐用年数の場合は話が異なります。
追記
具体的な数字・・・物によって様々ですが、無銘安物銃を除き、千発やそこらで再起不能って事は無いです。
小破損の修理をしつつ、数万発ではないでしょうか?
追記2
リボルバーでのガス漏れ焼損ですが、これは腔圧の高いマグナム系は、より問題が大きいです、逆に22
LRや競技用38Splクラスでは殆ど問題になりません。こうなると、寿命は十万発を軽く超えると思います。
銃の寿命は、使用弾薬によるところも大きいですね。



A3
日本はライフル所持制限が厳しい為か、スラッグ射撃がポピュラーですが、一般的な散弾銃はスラッグ弾を
通常弾として撃つ様には設計されていません。例えば、私のベレッタ(上下2連)でスラッグを撃ちまくれば
リブが剥がれたり、チャンバーが抜けたりのトラブルは必至です。スラッグ弾や狩猟用の強装弾を、専門に
撃つ銃は、それ専用のがあります。銃身の肉厚も全く違います。多くは自動銃やポンプ式で、リア・サイトを
備えた物が多いです。タクティカル・ショットガンの類は全てそうです。スラッグ専用として、ボルト式の銃や
ライフリングが入った銃もあります。これらに対し、同じ狩猟用でも、軽量を優先した銃や水平2連は、鳥猟
を目的とした銃ですから、スラッグ射撃には向きません。勿論、クレー射撃専用銃も同様です。まさか1発で
銃身が裂けるとは思いませんが・・・・え?実験?嫌です(藁

また、これとは別件ですが、サボ付きのカパーやスチール製スラッグを、チョーク付きバレルから発射すると
チョーク部分が割れる場合があります。以前、何番目かのQ&Aにて「非常時にスラッグ弾をチョーク付きの
銃から発射するのは止むを得ない」と書きましたが、これは通常のライフル・ド・スラグ(中空の鉛)の話です。
確か弾の箱に注意が書いてあったと思いますが、スラッグ弾を購入する時は、銃砲店の人と相談してから
使った方が賢明です。








FAQに戻る


 (旧Q&A)その他の質問15

Gunnhild さんからの質問。

某小説で「サイレンサーを装着したので初速が低下した」という記述があり、他の小説でもたまに同じような
記述をみます。「音と発射ガスのエネルギーが消音器のなかで熱に変化され弾速が落ちた」という記述もあり
ましたが、どうも納得がいきません。銃弾は銃身内でほとんど加速し終えるので、弾丸の後に銃口から出て
きたガスを、サイレンサー(サプレッサー)がどうこうしても初速に影響は無いと思います。実際のところどうで
しょうか?



  答え

>銃弾は銃身内でほとんど加速し終えるので、弾丸の後に銃口から出てきたガスを、サイレンサー(サプレッ
>サー)がどうこうしても初速に影響は無いと思います。

その通りです。全く影響しません。ただし、バレルに直接ポートを開けたタイプの減音器ならば、若干の影響は
あります。この場合、実際のバレル・レングスは穴が開いた位置までと言う事になります。
                      ↓



要するに、8インチバレルが4インチバレルになった程度の差です。初速低下は若干・・・百数f/s程度かな?

上記と異なり、バレルにポートが一切無く、マズルの先に取り付ける減音器(サプレッサー)ならば、取り付け
前後での初速の変化は一切無い筈です。
ブレットがサプレッサーに接触でもしない限り、一旦マズルから
離れたブレットを減速させる事など出来ません。

重要↓

初速低下の有無を言えば以上ですが、ここで考えて下さい。以前の旧Q&Aでも説明しましたが、ブレットは
音速を超えると、飛翔音(衝撃波)が発生しますので、サプレッサーと組み合わせる弾薬は、初速を押さえた
亜音速弾を使用すると言う事。ですから、そう言った特殊弾でなくても、銃身に穴を開けて初速が音速以下に
なりそうな弾薬(例えば9mm×19)ならば、バレルに穴を開けた方が都合が良いのです。上の絵は9mm×
19のサブ・マシンガンを参考に描きました(あくまで参考。同じでは無い)。つまり、わざと穴を開けて意図的に
初速を落としている場合もあるのです。

小説を書いた方は、恐らく勘違いしています。 「サイレンサーを装着したので初速が低下した」 のでは無く、
「サイレンサーを付ける銃だから、弾速を音速以下に低下させる」のです。


追記
音速=331.45m/s    9mm×19=340m/s(一例)







FAQに戻る


  その他のFAQ16

@ プランジャー・タイプのエジェクターとは何か?何所が通常の物と違うのか?

A ケースが常に前方向にエジェクトされる銃、真横、後方、等、飛ぶ方向は何によって決まるのか?

B ケースが飛ぶ方向が一定している銃は、回転が安定している(性能が良い)と言う目安になるのか?




 答え


>@
プランジャー式=スプリング・テンションの掛かった円柱形のプランジャーがボルト・フェイス内に内蔵され
ケースを装填&閉鎖した時点で、ケース・ヘッドに圧力を掛けつつ、ボルト・フェイス内に引っ込みます。
この状態から、発射、或いは射手の動作によってボルトを後退させると、ケースがチャンバーから抜け出る
にしたがって、エキストラクターを支点に、プランジャーのバネ圧によってケースが外側に弾かれようとする
力が加わります。ボルトが更に後退し、ケース先端がチャンバーから抜けた瞬間、プランジャーのバネ圧に
よって、ケースは銃の外に排出されます。

つまり、ボルト後退の勢いで蹴出している訳ではなく、閉鎖した時点で予め弾き出される圧力をケースに
掛けてあるのです。ですから、ボルト後退の勢いに関係なく、一定の勢いで排出されます。手でゆっくりと
後退させても、実射の勢いでボルトが後退しても、エジェクトそのものの勢いは同じなのです。但し、例外
があります。これは、私がM1ライフルを実射して気が付いたのですが、7発目までは斜め前方に勢い良く
飛んでいたケースが、最終弾の8発目だけは真横にピョンと飛ばされるのです。良く調べたら、ケースが
バネ圧で排出される勢いよりも、ボルト往復のスピードが速いので、排出し切らない内に、前進するボルト
(オペレーティング・ハンドル部分)に当たり、前方向に弾き飛ばされていたのです。ケースには小さな凹み
が出来、ハンドル部分には真鍮色の当たった痕跡がありました。8発目だけはボルトが後退位置で停止
するので、普通に排出される訳です。この傾向はM1Aでもありました。作動不良には至りませんが、銃や
使用する弾薬によっては、この様な事が起こります。ですから、プランジャー式はボルト往復のスピードが
猛烈に速い銃、例えば小型SMG等には採用できないでしょう。また、閉鎖の際にプランジャーを圧縮する
テンションが加わりますので、ストレート・ブローバックや、リコイル・スプリングの弱いハンドガン等に採用
するのは難しい(閉鎖不良を誘発する)と思います。利点はボルトのスピードに関係なく、安定して確実に
排出する点です。

>A
これは、サッカーボールを蹴るのと同じ理屈ですね。何所を蹴るかによって飛んで行く方向は変わります。
ケース・エジェクションの場合、エキストラクターを支点として、エジェクターが何所を蹴るかによって違って
きます。また、エジェクターのケースに当たる部分が斜めにカットされた物もあります。この場合は、蹴りな
がら斜めに並行スライドさせる力も加わる事になります。

例:M1911系にもノーマル〜カスタム・パーツで形状が異なり、飛び方も違います。

何所を支えに何所を蹴るか、ボルト(スライド)が後退するどの時期で蹴るか、蹴り出す部分の形状、等で
変化します。更に@で述べた様に、何かに干渉して方向が変わる場合もあります。

>B
う〜ん・・・一定してるに越した事はありませんが、皆結構バラバラですよ。だからと言って「=ジャムる」と
するのは少々乱暴です。どうも日本人は「〜だから〜である」と、結論を急ぐ傾向がある様ですが?銃も
結構奥が深いので、そう簡単に言い切る事は出来ません。私も時々失敗します。

横に逸れましたが、メーカーがこの点をセールス・ポイントにする事はあるでしょうが、だからと言って飛ぶ
方向が定まらない物は駄目とは言えません。実際、全くお構い無しに快調に作動する銃も多くあるのです。
また、この事をスライド(ボルト)のサイクルと結びつける例がみられますが(ケースの落下位置が同じ=
回転が安定している・・・云々)、ケースのエジェクトには色々な要素が加わりますから、2つをイコールで
結ぶのは早合点です。先のM1ガランドの如く、回転が安定していてもケースがイレギュラーで飛ぶ場合
もありますし、ケースが安定した方向に飛んでも回転不良を起こす銃だってあります。

銃の性能から考えた場合、ケースの飛ぶ方向や落ちる位置等よりも、先ずは確実に銃の外に出す事が
重要であり、それが完璧ならば、後は何所に飛ぼうが問題ない訳です。

ただ、リローダーにとってはケース回収の目的で(笑)、一定の場所に落ちる銃は助かります。こう言った
観点では、飛ぶ方向と言うのは重要です。例えばクレー射撃のトラップとか、CQB等のコンバット・シュー
ティングetc・・・・ まあ、これは質問の件とは違いますね。






FAQに戻る


  その他のFAQ17


IPSCなどで使う鉄の可倒的に、ペッパーポッパーとストップ・プレートと言うのがあるが、何が違うのか?


ペッパーポッパーは、9mmルガークラスの弾薬では倒れないのか?連続で何発も撃てば倒れるのか?
(とすれば何発くらい?)


これらの鉄的を倒す力が、すなわちマン・ストッピング・パワーなのか?


  答え

>1
ペッパーポッパーは、こんな形をした鉄の的で、周知のように倒れます。他にもラウンド・プレートと言うの
もあり(スティール・チャレンジでお馴染み)、これは固定式と可倒式があります。ストップ・プレートですが、
これは形状などを指す訳ではなく、ルール上、最後に撃つと決められた鉄的の事です。ですからポッパー
でもラウンドでも、或いは他の形状でも(小さな四角もある)、終了の合図として撃つ決まりを与えられた
鉄的が「ストップ・プレート」と言う訳です。ストップ・プレートを撃ち倒さなければ終われません(リタイアや
失格を除く)。逆に、未だ撃っていない的があるのに、間違えてストップ・プレートを先に撃ってしまったら
強制終了です。但し、IPSCの場合、全ステージに必ずストップ・プレートが設けられる訳ではありません。
スティール・チャレンジの場合、全ステージに必ずあります。

>2
IPSCの試合で設定されるペッパーポッパーは、9mmルガー(パラ)クラスでも倒れますよ(上の方に当
てる必要があるけど・・・)。そうでなければマイナー・クラスの選手から不満が出ます(笑)。まあ、状況に
よっては、2連射が必要かもしれません。

また、ペッパーポッパーは倒れ易さ?がアジャストできます。根元に付いたネジで角度を調節する事に
よって、どのくらいの力で倒れるかが設定できます。これは試合開始前に入念に設定され、競技が始ま
ると、余程の事が無い限り再調節はされません。不公平になるからです。この調節によって、風が吹い
ただけで倒れたり、45ACPを連射しても倒れない事があります。この辺で選手から物言いが付く場合が
多いです。


>3
ペッパーポッパーを倒す力 = マン・ストッピング・パワーとはなりません。人間に対する殺傷力とは、
そんな単純な問題ではありません。ちょっと意地悪な言い方ですが、9mmパラで倒れなかったペッパー
ポッパーでも、サッカーボールを蹴り当てれば倒れますよ。さて、では貴方はどっちを当てられたい?

人間の場合、鉄と違ってブレットは通り抜けますので(9mmや45では)、その過程で如何にエネルギー
を体内に伝えるかで殺傷力は決まります。物を動かす力ならば、それがライフル弾であっても、たかが
知れています。中で停弾させたとしても精々、電話帳数冊がパタンと倒れる程度です。勘違いしている
人が多いようですが、マン・ストッピング・パワーとかノックダウン・パワーとは、その力の事ではありま
せん。電話帳が何メートル飛んでゆくか?そんな力なら、人間がゲンコツで殴った方が余程強力です。
先のサッカーボールの件も然り・・・
ブレットが生きている動物に及ぼす効力と言うのは、進入、或いは通過する事によって発生した衝撃が
まるで爆発の様に体内で膨張し、内蔵などを破壊する事です。瞬時に膨張&破壊させる力が強いのが、
強力なマン・ストッピング・パワーと言う事になります。ブレット重量、口径、形状、材質、初速、これらの
要素が関わりあって、初めて決まる事です。それを計算する式もありますが、数字では表し切れないと
思います。強いて大雑把に言えば、大口径・重量弾ほど、その衝撃作用に、ある程度貢献する様です。
45口径の有力説は、その辺の理由によるものだと思いますが、ホローポイントなどを使用した場合は、
また話が違ってきます。

正直、この辺は私もハッキリと断言する事は出来ません。上の赤字にあるように、「ストッピング」が意味
するのは生命や運動機能を停止させる力であって、死んだ肉体に撃ち込んでも、それは分かりません。
・・・気持ち悪い話ですが、まあ仕方ありません。こう言う話題を嬉々として喋ると、人格を疑われます・・・
気をつけましょう(笑)。両弾薬で腹を撃たれた経験のある人ならば、それを語る資格はあるでしょうが、
イタコでも呼ばなければ、証言は無理かも?

前も何所かで話しましたが、この辺のデータに最も詳しいのはFBIでしょうね。もっとも、彼らは必要に
迫られて研究しているのであって、銃マニアが興味本位で首を突っ込むのは、タブーの領域かも・・・?








FAQに戻る


  その他のFAQ18

自動銃にて、最終弾を撃ち、ボルトやスライドが後退した状態で停止した場合(しない銃は除く)、身体に
受ける感覚だけで、それを知る事が出来るか?つまり、例えば残弾不明の状態から、目を閉じて撃っても、
最終弾を撃った瞬間、それを認識出来るものなのか?

自動銃にて、ボルトやスライドが前進する感触(感覚)と言うのは、ハッキリ認識できるのか?

スライドやボルト前後の動作を、腕(掌)に、どれ程感じ取る事が出来るのか?


たかひろ注釈:自動銃の「自動」とは、オートマティックの事です(そのまんまw)。フル・オートマティックは
全自動。セミ・オートマティックは半自動。ミリタリー・オートマティック・ライフルやアサルト・ライフルは自動
小銃(含・突撃銃)。セミ・オートマティック・ハンドガンは半自動拳銃。フル・オートマティック・ハンドガンは
全自動拳銃。
ちなみに、機関銃の「機関」とは、マシーン。機関銃はマシーン・ガン。マシーン・ピストルは機関拳銃。
(マシーン・ピストルとフル・オートマティック・ハンドガンが略、同義?マシーン・ピストルが一般的か?)
フル&セミを切り替え出来るのがセレクティブ・ファイア、日本語は知りません。
単発銃はシングル・ショット(シングル・ローダー)。連発銃はリピーター(リピーティング)。誤解が多い様
ですが「リピーター」はポンプ銃に限った名称じゃないです。リピート、つまり射手が繰り返し操作してマガ
ジン内の弾薬を連続発射する銃で、自動銃は含まれません。リボルバーも手動連発ですが、リピーター
とは言わず、あくまでもリボルバーです。

更に掘り下げれば、ボルト・アクションとかレバー・アクション等は、アクション(機構)の名称であり、連発か
単発かは別問題。例えば、単発のボルト・アクション・ライフルは、ボルト・アクションのシングル・ローダー・
ライフルであり、連発の場合、ボルト・アクションのリピーティング・ライフルとなります。

私が感じるに、漢字での表記には統一性が無く、曖昧に感じます。自衛隊小銃の「単発・連発」など・・・
自衛隊の自動小銃は、シングル・ショット&リピーターのセレクティブ・ファイア???訳が分からん・・・
これを仮に「単射・連射」に置き換えたとしても、じゃあ半自動・全自動は何所へ行ったの?言葉大過ぎ。
(↑について私的正解を言えば、単射・連射は射撃のスタイルを指し、半自動・全自動は銃のスタイルを
指す。つまり、「連射を行う為に、銃を全自動に切り替える」 ならば納得も行きます。そうでしょ?)
もっとも、あの表記の一番の理由は「当たれ!」にしたかったからでしょう(笑)。・・・実は私も好きでした。


とにかく、英語をそのままカタカナ表記にした方がシンプルで理解し易く、誤解も少ないと思いますけどね。

注釈なのに追記(笑)
「連発=フルオートでは?」と言う御意見がありましたが、それではリボルバーで言う「6連発」と言うのは
フルオートで6連射する銃でしょうか?違います。「全自動=フルオート」なら、少なくとも辻褄は合います。


  答え

・・・え〜、何でしたっけ?(爆)注釈長杉。

スライドやボルトの前進する動き、そして閉鎖した時の前進ショック?は、手に伝わる感覚で分かります。
不慣れな人でも、集中的に数百発も撃てば、感じ取れる様になると思います。ですから、目視しなくとも、
スライド(ボルト)・ストップが作動した事は分かります。ただ、実戦でのストレス下では難しいでしょう・・・
また、スライドやボルトが軽い銃、例えば22口径などは、少し難しいかも知れません。

或いは、閉鎖手前で装填不良にて止まった場合とか。これは当サイトM1カービン実射動画で、ジャム
(装填不良)が起きたとき、私は気が付きませんでしたね。腕だけで支えるハンドガンなら、微妙な閉鎖
不良でも、感じ取れるかも知れません。

ちなみに、この前進ショックですが、これは金属製のモデルガンでも体験できると思いますよ。スライド・
ストップを掛けて、狙った状態で開放。バシャーン!と閉鎖されて前につんのめった感覚が、正にソレ。
・・・でもリコイル・スプリングの強さが違うか?実物は強いからなぁ・・・。まあ、感じとしては共通ですね。

更に慣れてくると、フィーディングがスムーズでない銃も、感覚で分かる様になります。フィーディング・
ランプにぶつかって、一旦躊躇した後(笑)、装填される感じですね。ドン!ガ・・シャ!ってかんじ??


・・・あ、やっぱ注釈の方が長かった。




FAQに戻る


  その他のFAQ19

●ライフルやピストル用共に、薬莢の中には、火薬が隙間無く詰まっているのか?

●エア・スペース(ケース内の空間)が多いと、異常燃焼を起こすと言う話を聞いたが?

●海外でライフルを撃ったが、弾薬を振ると「シャカシャカ」と火薬の音がした。これは減装弾?





  答え

●それはもう弾薬によって様々です。
空間が50%を超える拳銃弾から、隙間無く充填されたマグナム弾、更にはパウダーをブレットで圧縮して
押し込むコンプレス・チャージまで多種多様。肝心なのは、これらはユーザーではなく、パウダーや弾薬の
メーカーが決める事です。ユーザーがリロードする時も、勝手に目分量で詰めて良い物ではありません。
余計な事を言いますが(笑)、日本の出版物に「○×弾には、○○グレインの火薬がチャージされている」
等と記載されていますが、これは中途半端で危険な解説です。「何の火薬なのか!?」と強く問いたい!
例えば、308winをリロードするのに、45グレインのIMR4064なら適当ですが、45グレインのW231を
入れたら鉄砲大破しますよ・・・

火薬会社は、ユーザーのリロード向けにガイドブックを発行しており、それには各重量・形状のブレットに
組み合わせ可能なパウダー、そのミニマム〜マキシマムまでの充填量、それによるプレッシャーや初速の
目安などが記されており、ユーザーはそれに従う訳です。

これはウィンチェスター社で出しているガイドブックより、45ACPをリロードする際のデータです。(156Kb)

例えば「45ACPに230グレインJHPを組み合わせ、ウィンチェスター社のパウダーを使って、最も強力な
弾薬を作りたい!」・・・と言った場合、上記の表に従い、WSF を 6.1 グレイン詰めれば良い訳です。
こう言ったチャートが、各社用意されています。



●エア・スペースと異常燃焼の可能性ですが、これも上に記したとおり、エア・スペースの有無が問題なの
ではなく、メーカーが指定するミニマム以下のチャージをした場合に起こり得ると言う事です。
この問題の多くはライフル用の弾薬ですね。拳銃弾はマグナム以外は中身スカスカですから・・・
兎に角、自分勝手に判断して入れない事です。やるなら自己責任(←流行語?)で・・・



●それは分かりません。ハンドガンやライフルでも、振れば音のする(スペースのある)弾薬は多く存在
します。同じ弾種(例えば308)でも、中に入っているパウダーの種類で空間は変化しますから、外から
振っただけで減装弾か否かを判断する事は不可能。


おまけ
38スペシャルと、45ACPは、エア・スペースが多いことで有名ですが(笑)、ケースにスリットを切って
セロハンを貼り、目視出来るようにしてみました(暇人とかゆーな!)。こうして見るとやっぱりスカスカ〜

注:写真は共にファクトリー弾薬。38がPMC、45がフェデラル。パウダーの種類は不明ですが、両者
4.5グレインがチャージされていました。写真の赤点線はケース内の底部です。


追記
これだけスペースがあって、火薬があっちこっちに寄っていても均等に火が回るのか?と思うでしょうが
プライマーの火力は、恐らく皆さんが想像する以上です。パウダーその物よりも遥かに速い燃焼速度で
伝播します。パウダーは「燃焼」ですが、プライマーは「爆発」に近い勢いです。加えて、少量を入れる
(少量で足りる)類のパウダーは速燃性なので、何処に片寄っていても問題なく着火します。

追記2
先の断面写真を見て、「45ACPも38スペシャルも火薬量は同じなんだ〜」等と理解して、私をがっかり
させない様に(笑)。量ではなくて種類も考えなくてはいけません。量だけでは何も判断できないのです。
(とは言え、45ACPと38スペシャルは、殆ど同じ性質のパウダーですけどね。他もそうとは限らない)




FAQに戻る


  その他のFAQ20

マズル・ブラストはリコイルにどの程度影響(プラス作用)をもたらすのか?「弾薬の威力は同程度でも
プレッシャーは異なる」とサイト内の記述にあったが、プレッシャー(=マズル・ブラスト)の力が強い程、
反動も強くなるのか?だとすれば、どの程度?



  答え

マズル・ブラスト自体はリコイルには殆どプラス作用をもたらしません。したがってプレッシャーの強さとも
ほぼ無関係です。質問は恐らく、ジェット機のジェット推力をイメージしての事でしょうが、銃器の噴射?
は一瞬なので、1kgを越える銃を、人間が感じ取れるほど強く後退させる力はありません。
反動はあくまでも、ブレットを発射した反作用によるものです。(ブラストの影響もゼロでは無いけれど)

・・・と、以上は9月15日2005までの記述だったのですが、以前の記述と矛盾する「誤り」が含まれて
いました。ですから上記は無しと言う事で(笑)、こちらで改めて説明します。

FAQに戻る