(旧Q&A)散弾銃の質問1

かんち さんから質問

SO5のレポ−ト興味深く拝見しました。実はもう時期、所持許可おりそうなんで、、
所で、以前から疑問だったのですが上下2連銃にディスコネクタ−って付いてるんでしょうか?
引き金を引いたまま銃身を折り曲げると(操作すると)ハンマ−はダウンするんでしょうか?
それとも保持(コック)されるんでしょうか?
いえ、、、くだらない質問なので別にいいんですが、、許可が下りたら自分で実験します(笑い)

  答え

イヤイヤ!ちっともくだらなくないです!言われてみれば不思議ですね?私もやってみるまで分かりません
でした!実は実験前に私なりに仮想してみたのですが(ハンマ−はホ−ルドされないと私は思った)、見事
ハズレました(笑)。いや〜〜勉強になりましたわ・・・・・

んで!ど〜なったかと言うと、ちょっとややこしいですよ。
まず、SO5にはセレクターと言う、上銃身から発射するか?下銃身から発射するか?を選択するスイッチが
あります。(無い銃もあるが、その場合下から発射すると思う)そしてこのスイッチが下から発射になっている
場合、下銃身のハンマ−はコックされず上銃身のハンマ−はコックされます。しかし、そのままでは引き金を
引くことは出来ず、セレクターを上銃身に切り替えて引く事になります。

あるいはセレクタ−を操作しなくても、銃床に「トン」と軽くショックを与えて自動切換え振り子を作動させても
OKです。機械式強制切り替えの銃なら何もしなくても引けるでしょう。セレクタ−が上から発射になっていた
場合はまるっきり逆になります。

しかし!しか〜し!!
念の為にとSO4でも実験したら、どっちもコックされた!!ど〜なってんじゃあ〜〜!
これは困った!も〜わけわからん!!
申し訳ありませんが結論は「銃によって違う」と言うしかありませんね・・・・・とほほ


.


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 (旧Q&A)散弾銃の質問2

アルバトロスさんからの質問。

私の銃はBerettaの687シルバーピジョン IIスポーティングですが、2回目、3回目の射撃後の掃除中に
銃身と機関部の刷り合わせがきついのか、金属同士がすれている擦り傷が出てきました。
銃身部は一部エンジンターン加工部分の模様が薄くなるくらいです。(機関部にも擦り傷はあります)
また、3回目には掃除中に、おそらく弾の底の部分だと思うのですが、金属分(3ミリくらいの長さの細い
削りクズ状のもの)が機関部の底にたまっていました。(6-10個位)各射撃場での発砲数は150-250発
で、その後クリーニングしているので問題ないように見えますが、ベーシックな価格帯の銃ですと、すり
合わせはこんなもんでしょうか。金属分と合わせて、ご存知のことがあれば教えてください。

また、使用前のグリスアップですが、PRO GOLDと言う商品を指で薄く機関部内側と銃身のエンジン
ターン加工部分に伸ばして、エジェクターのピン、及びヒンジピン部分には少し多めにつけるようにして
くみ上げて射撃しています。(ロッキングラグには薄く塗る程度) この方法で問題ないでしょうか。


  回答

大丈夫です。
何万ドルもするような銃は、擦り合わせ(慣らし)が不要な程、精密に造られていますが、通常そうでは
ありません。実際に何百発か使用して丁度良くなるのが普通です。ですから、その段階で擦り跡が付く
のは問題ではありません。ただ、レシーバーと銃身の接触部は殆どクリアランスがありませんから、砂
埃等には十分注意してください。その場合は擦り跡どころか、ガリガリになる筈ですから一目瞭然です。

それと私の銃もそうなんですが、レシーバーと銃身を結合する際に両者を「カツン!」とぶつけてしまい
銃身に小さな傷を沢山付けてしまう事があります。銃身は柔らかく、レシーバーは非常に硬いので、
簡単に傷が付いてしまうのです。作動には問題無いのですが、やはり注意して慎重に結合した方が良い
でしょう。

切り屑については、見てみないとハッキリ言えませんが、先ず間違い無く薬莢の屑です。私のも溜まり
ます。弾によっても違います。もし万一、銃がそれだけ削れていれば、大きな傷が目視できる筈です。
心配ならば機関部の接合部を点検してみてください。薬莢削れ自体は問題ありませんが、溜まると良く
ないので掃除はマメに・・・・

グリスアップのポイントは私のを参考までに・・・・あと、銃の擦り跡も。
参考

オマケですが、二連銃の銃身は材質の問題からか、使い込むと赤く変色する事があります。特にリブを
ロウ付けしてある部分が脱色された様になります。でも、これは仕方がありません。大抵、皆同じです。
油を引いて手入れしてもなります。そうなればリ・ブルーするのも方法ですが、私はあまり気にしません。
根の付いた錆は絶対に嫌ですけど、擦れて剥げ落ちたり変色したりは年季が感じられて好きです。






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 (旧Q&A)散弾銃の質問3

月乃介さんからの質問。

(たかひろ注釈:プライベートな経緯なので、冒頭の御話はカットし、途中から私がまとめました)
ベレッタSOは錆びやすいので内部まで分解手入れをしたほうがよいとの事ですが、デタッチャブル
スクリューが付いていないSOでもサイドロックをはずす事は出来るのでしょうか?
その他SOについて注意点などがあれば教えていただければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。


  回答

SOは錆び易いですね〜。困ってる人は多いと思います。特に日本は湿気が多いですし・・・・
私の場合、内部まで分解掃除するのは雨天に使用した後と、年末大掃除(笑)の時だけです。可動部に
高性能グリス、それ以外の全体に皮膜が強く酸化し難い高性能オイル。(私はテフロン系のガンオイルを
使います)を薄く引いて組み立てます。通常の使用では、射撃後に分解したりはしません。
またプレート裏側は、ストックと密接していますので、油ベトベトにするのは良くないと思います。木部に
染み込んで破損を招くかもしれません。

固定スクリューですが、SOの場合2本です。デタッチャブル(指掛け付きのスクリューヘッド。手で回せる)
であっても、通常のスクリューヘッドでも、分解要領は同じ。通常のスクリューの場合は、当然ドライバーを
使って外します。しかし!このネジは装飾ネジなので、溝が激細で市販のドライバーでは回せません。
ベレッタから専用ツールが出ていますが、デザイン優先でイマイチ機能的とは言えません。私は仕事で
使うスナップオン製のドライバーチップを、グラインダーで薄く削って使用しています。

工具とスクリュー

はい。回りましたか?

その他の注意点は、特にSOだから・・・と言うのはありませんが、ロッキングのガタ付きには注意です。
これはどんな元折れ銃でも同じです。メインスプリングやファイアリングピンは簡単に交換出来ますし
値段も知れていますが、ヒンジやロッキング部分にガタが出ると簡単には直りません。オーバーホールは
個人では出来ず、大金が掛かるでしょう。ガタ付きの判断は具体的に説明し難いですが、ガタの無い
銃は、閉鎖した時に乾いた「カツン」、或いは「コン」と言った鈍い音がします。ユルユルの場合「ガチャリ」
とか、「ガシャン」みたいに尾を引く様な高い音です。(全てにそうとは言い切れませんが)

また、銃身を閉じた時にトップレバー(開閉レバー)が、跳ね返る程の勢いで真ん中まで戻る様ならば
ちょっと問題かも知れません。新銃ですと、真ん中、或いは少し手前で『くさび』が嵌る様に止まる筈です。
勿論これは銃(メーカー)にもよりますが、例えばぺラッチ等は顕著に当て嵌まります。ぺラッチでトップ
レバーが勢い良く真ん中で止まるようになれば、それは交換時期です。
ヒンジは、銃を折った状態でバレルとレシーバーを左右に捻って少しでもガタがあれば、これはかなり
撃っているか、乱暴に扱われた銃だと思われます。

しかし・・・・こう言った事は、実際に色々な銃に触って見ないと判断は難しいです。言葉で説明出来ない
点もありますから・・・・査定のプロは除き(笑)銃の売買は結局、両者の信頼関係が一番だと思います。






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 (旧Q&A)散弾銃の質問4

かっこつけ狩猟家さんからの質問。

私、中古SO3を所持しています。サイドロックの安全装置についてよくわかりません。
つまりボックスロックとの差異がわかっていないせいですが、ご教示ください。
跳んだり跳ねたりでは、ボックスロックのように無効にならないんでしょうか?


  答え

これは、ちょっと私が質問内容を勘違いしたかもしれません。セレクターについて知りたいのだと思い
写真解説まで作成しましたが(笑)、単にセーフティの構造だけの事かな?それならば別段、ボックス
ロックとサイドロックを隔てる差と言うのは無いと思いますよ。メーカーや値段による違いくらいです。
ただ、SOのサイドロック(及び一部の高級サイドロック)には、メインのシアが万一滑っても、スペアの
シア(緊急時のみ作用する滑り止め)がハンマーを止める為、暴発の可能性が少なくなっています。
つまり、SOにはトリガーを固定するマニュアルセーフティの他に、暴発防止の予備シアが付いている
と言う事です。これについては このページを参考。

この予備シアを除けば、後は普通のボックスロックと同じ 「セーフティでトリガーを固定する」 安全
装置が備わっているだけです。(例外は除く)

また、上記の滑り止めシアですが、別にボックスロックでも、ハンマーにハーフコックノッチを設ければ
それに近い役目を果たします。ただ、メインのシアが完全に破壊された場合などを考えれば、上記の
ダブルシア構造の方が完璧と言えます。



え〜・・・・

せっかく完全分解までして写真を撮って作ったので、セレクターの仕組みも御覧下さい(汗

振り子式セレクター








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 (旧Q&A)散弾銃の質問5

はやし さんからの質問。

最近子供の頃からの夢だった銃の所持許可を受けることが出来ました。といっても初めてなので、まだ
散弾銃しか所持することが出来ません。銃を何にしようかと考えていたところ、日本の某誌の広告で99
式を410番に改造したものを見付けて、即電話、決めてしまいました。本当はオリジナルの状態を改造
したものというのは本意ではなく(銃がかわいそう)、また、将来的には38式、99式といった旧軍の銃を
所持したいと考えています。店の方によれば、ライフルを所持できるようになったらライフルの銃身に換
えればいいよ、とのことでしたが旧軍の銃でそのようなことは可能なのでしょうか?
また、日本では410番のカートリッジは1発150円ぐらいするという事で、リロードしたいと思うのですが
ショットガンのプラケースでも可能なのでしょうか?


  答え

銃身を交換する事は可能です。但し、長い年月で固着していますので簡単ではありませんが・・・こんな
感じになっています。(銃身とレシーバー
ただ、私の個人的な意見としては、散弾銃に改造した物は、そのまま『散弾銃』として、必要としている
次の人に譲渡して頂きたい。つまり、改造した物をそのまま流通させて欲しいです。そうすれば、多数の
銃が改造されずに済むわけです。改造された散弾銃を元に戻すための部品取りとして、新たな1丁が
犠牲になる可能性もありますからね。米国のオークションでは、既にバラバラにされたパーツが売って
いたりもしますけど(先の写真のバレルとレシーバーも部品として購入した物です)、何時も在るとは限り
ません。また、こう言ったクラシックアイテムは、銃身なりを交換(改造)すると価値が下がってしまいます。
10年も待って、やっと下りるライフルの許可ならば、是非とも無改造のオリジナルを所有して頂きたい。

・・・・あまり言うと銃砲店(ガンスミス)の営業妨害とか言われそうですが(笑)

誤解の無いように付け加えますが、私は散弾銃化や無可動銃化に反対するつもりはありません。日本
の事情を考えれば、これくらいの融通が利いてもバチは当たらないでしょう。私も日本に居たら買って
いたかも知れません。ただ、実戦で使用されたであろう歴史的な財産は、いかに数が沢山あるからと
言って、使い捨ての様に扱うのは間違っていると思うのです。散弾化になっても、無可動化になっても
売る方も、買う方も、敬意と愛情を込めて(笑)扱って頂きたい。

さて、脱線しましたが、410番のリロードは可能です。MEC(メック)と言う会社からは、リローディング
マシンが各種販売されています・・・・が! ライフル改での標的射撃は、スラッグオンリーだと思います。
この場合プラスティックケースではなく、ライフルのケース先端をカットして410スラッグをシートしている
みたいですよ。こうすれば改造箇所が少なくて済むのでしょう。この辺のノウハウは、私よりも国内で
実際に取り組んでいる方が詳しいと思います。

もし、銃がプラケースの410仕様で改造してあったら、リロードもプラケースを使用しなければならない
訳ですが、これについては解答をちょっと保留して下さい。知人が専門家なのですが、ハンティングに
出張しております(笑)。私も帰国の用事があるので、予定が終わり次第尋ねてみます。

余談ですが、410(フォーテン)はアメリカンスキートで多用されるのですが、これのリロードは、先に
挙げたMECリローダーを使っても難しいのです。何せ細いですからね・・・・皆苦労してます。ケースの
耐久性も乏しいので直ぐに先が割れ、12番の様に十数回も使えません。パターンも、なかなか均一
になってはくれません。考え様では、410は散弾よりもスラッグの方が頭痛の種は少ないかも・・・・






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 (旧Q&A)散弾銃の質問6

月乃介さんからの質問。

以前SO5のサイドロックの件で質問いたしました月乃介です。
結局、誘惑に負けて買ってしまいました。せっかくなので総仕上げ直しというのに出してピカピカにして
もらいました。(10万円以上かかりましたが・・・)
ところでここからが質問です。昨日初撃ちに行ったのですが、 おそらく仕上げ直しをしたときに、フォア
エンドアイアンの調整もしてもらったからだと思うのですが、開閉がすごく固いのです。手の皮が剥ける
くらい固いです。DT10はフォアエンドアイアンの調整ができるらしいですがSO5はどうなんでしょうか?
それはユーザーレベルでも可能なんでしょうか?できればもうちょっと緩めたいんです。撃ってるうちに
緩んでくればいいんですけどね。

では、なにとぞよろしくお願いいたします。


  回答

祝ご購入。SOは飽きが来ない銃なので、長く使えると思います。でも、くれぐれも錆びには注意。

さて・・・先金部分は意外と見落とされがちですが、あそこは最も力の掛かる部分です。私の銃も、油を
引き忘れて数百発撃って、ギシギシになった事があります。慌ててグリスを塗ったら元に戻りましたが。
取り敢えず、グリスアップはこのページが参考になるかな(グリスアップ)?それでダメならば、仕事を
依頼した銃砲店に相談してください。摺り合わせが悪いのであれば、コンパウンド等で研磨する必要が
あるでしょう。
また、DT10のフォアエンドですが、あれはインターチェンジャブル・ナットと言って、長期使用で磨耗した
場合、容易に交換できると言うシステムであり、調節機能ではありません。682以上のクラスになると
バレルショルダーが交換可能になりますが、アレと似た様な物です。

ですからやはり、固すぎる場合は根本の原因を追究したほうが良さそうです。ひょっとすると、ハンマー
のコッキングシステムが固い可能性も考えられます。ハンマーがコックされた状態と、そうでない時で
あまりにも違いがあるようでしたら、そちらも疑う必要があります。逆に、ハンマーがコックされていても
同じ様に開閉が固いのであれば、恐らくヒンジ周りがタイトなのでしょう。

ただ・・・私のSO(4&5)も、最初は結構固かった記憶があります。SO4は中古でしたが、殆ど未使用
でしたので、500発くらい消化してから操作に慣れたと言う感じです。これは、銃が馴染んだと言う事
と、自分自身が取り扱いのコツを掴んだ事の両方の結果だと思います。メインスプリングが良い塩梅で
ヘタった(笑)とも考えられます。新品時のメインスプリングは、不必要なまでに固かったですからね・・・

まあ、いずれにしても、この場合は銃を調整したガンスミスが一番承知している筈なので、私があまり
しゃしゃり出る幕では無さそう・・(笑)。預ける前は普通だったのに、出来上がってから突然固くなった
のならば、その理由をキチンと説明してもらった方が良いと思います。例えば、メインスプリングを両方
新品に交換した場合は、以前より固くなるのは当然ですからね。





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 (旧Q&A)散弾銃の質問7

予備自補あがりの二等陸曹さんからの質問。

最近銃の講習を終了し、エアーライフルの所持許可を待っております。
しかしながらやはり装薬の銃も撃ちたくなり、トラップ射撃を始めようと射撃場に見学に行ったのですが、
散弾銃の迫力のなさに幻滅してしまいました。移動目標を射撃するということは面白みを感じたのですが、
やはり64式と比べると、、、というわけで今サベージの12番ボルトアクションスラッグ専用銃を考えている
のですが、散弾実包は装てん時不具合が起こりやすいとある雑誌に書いてありました。私といたしましては
かっこよくボルトを動かして弾詰まりを起こさず連射したいものです。実際はどのような感じなのでしょうか、
さらにスラッグの反動はどのくらいの強さでしょうか、ご回答お願いいたします。あと別の質問を見て驚いた
のですが、99式小銃のスラッグ改造銃をお持ちになられていると言う方いらっしゃいましたが、お店の
情報等ありましたらお聞かせください。いじょうよろしくおねがいいたします。


  答え

う〜ん、これは申し訳ありませんが「わかりません」っぽいですな。ごめんなさい。微妙に知ってる事だけ
お伝えしますので、ご了承下さい。

>散弾実包は装てん時不具合が起こりやすい
ボルトアクションに限って言えば、ボックスマガジンからチャンバーのフィーディングランプへ送り込む際に
引っ掛かる可能性は高いかも知れません。これは、競技用自動拳銃において、競技用のワッドカッター
弾薬(弾頭がケースに隠れ、真横から見ると空薬莢にしか見えない。散弾実包そっくり)を使用した場合
フィーディングが非常に難しい事からも伺えます。つまり、弾薬先端が丸くなっていないのが原因です。
もう一つは派手に出っ張ったリムですね。縦に並べるとリムが重なり合うのです。22LR等も難しいです。

しかし、普通の自動銃(ポンプ含)が現在あれだけの信頼性を得ているのですから、ボックスマガジンと
言う理由だけで、絶対に装填不良が起こり易いとは言えないと思います。要するに商品の需要があまり
無いので(と言うと語弊があるが)開発意欲に乏しいのでは・・・と、私は想像します。逆に言えば、改良
によって対処の可能性はあると言う事ですが・・・・

>サベージ12番ボルトアクション
(モデル210Fの事ですね?)
これは私が使った事も、私の周りで使ってる人も一切無く、銃砲店で聞いてもあまり適切な回答は得られ
ませんでした。日本では、ブローニングAボルトを20番スラッグ仕様にした物がミロクから出ている様で
これは月刊Gun誌1995年9月号、110ページより4ページにわたって解説されています。何故かキャプ
ションによる解説に留まり、本文は写真と関係ない事が書いてあるので、銃が知りたい人には物足りない
と思いますが、とにかく情報を欲するならば、バックナンバー等で購入するのが良いかと・・・・
で、紹介しておいてアレですが、20番スラッグは12番に比べて流通が少ないと思うので、値段や購入
先を確認してからの方が良いです。

12番スラッグガンの他の選択肢としては、モスバーグ モデル695がありますが、これもフル・ライフル
リングで3インチチャンバー・・・・悪くない感じです。(ライフルリングは日本で半分削られますが)
ただ、日本で輸入してるのでしょうか?
http://mossberg.com/pcatalog/model695.htm

>反動
12番スラッグはキツイよ。軽い銃で3インチマグナムなんか撃ったら、肩に痣が出来ます。2-3/4でも
結構強いです。特にボルトアクションからの発射なら、64式よりキツイと思いますよ。昔、3インチのOO
バックを肩付けして8連射したら鼻血出ました(笑)。嫌、若かった事もあるんですけどね・・・・

>ライフル改スラッグ
これは通常のライフル銃を、410番スラッグに改造する『日本仕様』の銃です。ですから、私の周りには
殆ど情報がありません。以前の質問で、樹脂ケースの410をスラッグでリロード出来るか?と言う質問
がありましたが、未だ情報が殆どありません。データブックでは20番までしか紹介されていません。不可
能では無いでしょうが、一般的とは言い難い状況です。言うまでも無くファクトリーのスラッグなら入手は
可能。ライフル改410スラッグは、日本の 南部銃器 と言う銃砲店が取り扱っている様です。

そんなトコですかね・・・・
結局、スラッグ射撃に関しては日本の方が本場?と言う事で、情報も多いのでは無いでしょうか?
また、これは私がいつもそうするのですが、欲しい銃があったら先ず射撃場で実際に使ってる人に尋ね
て見るのです。直撃インタビューですから生の声です。煽てれば、1マガジンくらい撃たせて貰えるかも
知れません(これは日本では御法度だが)。現場の声が一番参考になると思います。但し、銃を持った
人は周りに神経質にならざるを得ない状況なので、トラブルにならない様、特に礼節には注意しましょう。
勝手に銃に触るはもってのほか(何処の国でも怒られるよ)、オーナーが居ない時に銃架や射座の銃を
舐める様に(笑)見るのも誤解を招くかもしれません。モノがモノですからね・・・特に最近は物騒(略






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 散弾銃に関するFAQ8

SO5のレポートで、メルケルのロッキングは複合と書いてあるが、あれはどう言う事か?
メルケルのO&Uについて、どう評価するか?壊れ易いと言う話があるが、それは本当か?

ブローニング・シナジーについて、どう評価するか?従来のシトリより良いのか?

スタームルガーのO&Uについて、どう評価するか?米国での値段は幾らくらいか?他の同クラスと比較
して、優れたところや劣ったところがあるのか?

(注: O&U とは オーバー&アンダー 上下2連散弾銃の事です)


 答え

先ず、元折れ式散弾銃(ダブルライフル含む)のロッキングは、通常2種類のロッキングの組み合わせに
よる構造です。一つはバレルとレシーバーを強固に連結する凸凹で、もう一つは開閉のロッキングです。
通常、クロスボルトとかコニカルロック等とカタログに書いてあるのは、後者の意味です。
つまり、凸凹を噛み合わせた後(閉じた後)、バレルをどの様に固定するか?と言う意味でのロッキング
です。クロスボルトは横からカンヌキを掛ける感じで、他の大多数は後ろから前に楔を打ち込む感じで
固定します。ベレッタのコニカル式は、単に楔がコニカル(コーン)形状になっているだけの違いです。

メルケルの場合、前後動の楔とクロスボルトの両方でロックしているのです。これは、私が知る限りでは
メルケルだけの構造です。と言って、それ程のメリットがあるとは思えませんけどね。他の銃は皆、1+1
(凸凹のロック×1、開閉のロック×1)で問題無いのです。
追記
上記は上下2連の話です。水平2連での【開閉ロック×2】はメルケル以外でも多々あります。

図にしてみましたので別ページへどうぞ。

また、その構造故、トップレバーがバレルの開閉と連動して動きます。普通はトップレバーを右に捻ると
レバーはその位置で固定されますが、メルケルはバレルを折った後に真ん中に戻ってきます。そして、
バレルを閉じる時に、それと連動してレバーが自動的に右に捻られ、ロックと同時に勝手に戻るのです。
特にこれと言ったメリットは無いと思いますが(爆)、実際に動かすと感動しますよ。凝ったメカニズムは
正にドイツ流と言った感じです。

で、やはりこれもドイツ流と言うか、複雑さ故に壊れ易いと言うのは当たらずとも遠からずと言った感じ?
友人が持ってますが、私が現場で目撃しただけでも3回ありました。ファイアリング・ピンが折れ、メイン
スプリング折れ、そしてハンマーをコックするノッチ部分が折れましたね。
但し、これは狩猟用の一般銃器と考えれば、それ程酷い故障率ではありません。競技用の場合、練習も
含めて何万発も撃ちますからね。競技銃の酷使に耐えるぺラッチやベレッタ、ブローニングなどが、特に
ズバ抜けているだけの話です。

私も、競技に使わないのならばメルケルの303が欲しかったですね。今でも欲しいです。特に東ドイツ
時代のやつ・・・ 値段的に無理っぽいのでAYAで妥協するか?(笑) それともSO5売って303買うか?
あはは・・・ 内外共にアクが強いデザインなので魅了されますね・・・


ブローニング・シナジーは、私の周りでは未だ売っていないので(笑)、何とも言えません。使ってる人も
見たこと無いなあ・・・ 売れてるのかなぁ?見た感じでは悪く無さそうでしたけどね。最近は工作機械が
発達しているので、手作り感覚の上下2連が2千ドル以上するのは時代遅れとも言えます。私も、クレー
射撃を始めた頃は「O&Uは高過ぎ!」と、悶絶しました。だって2千ドル出せば、ライフルでもハンドガン
でも最上級のが買えますよ!O&Uならば2千ドルクラスで並、上は天井知らず!(まあ芸術品だからね)
千〜2千ドルクラスで良い物が多く出回れば、クレー射撃人口の増加に貢献するかも・・・
横道に逸れましたが、デモムービーなんかではロックタイムが短いと言っていました。ハンマーが特殊な
形状をしています。この辺に秘密がありそうです。とは言え・・・私が使っているSOも、ロックタイムは短い
ですが、特にそれが大きなメリットに繋がる訳ではありません。ライフル銃とは違いますからね。
まあ、ダラダラした感じよりはクリスプな方が印象は良い訳で・・・セールスポイントにはなると思います。

この銃の最も大きなメリットは、量産しやすく、価格が抑えられると言う点では?先に述べたとおり、この
辺がO&Uの市場開拓の穴場かと思います。若者でも買える高性能なO&Uって感じ?シナジーの外見は
若者にウケそうなデザインです。分厚いリコイルパッドを装備して、反動に大袈裟な程対処しているのも、
初心者に敬遠されない為では・・・と言うのは考え過ぎか?(笑)この世界も高齢化が進んでいますので、
メーカーとしては若い新規ユーザーにどうアピールするかが今後の課題?と、勝手に思っています。
ちなみに米国内での値段は2500ドルちょっと。シトリも同じくらいの値段で良い銃です。(昔使ってた)
どっちが良いとは言えませんが、個人的には話題性で(笑)シナジーを選ぶと思う。一度使ってみたい。




スタームルガー・レッドラベルについては・・・ごにょごにょ(口篭る)
この銃は、私の最初のO&Uの候補として、ブローニング・シトリやベレッタ68系と共に、店で手に取った
のを覚えています。速攻で選外でした(核爆)。嫌、悪くは無いと思うのですが、操作感がガシャガシャ
なんですよね。ただ、値段も一番安かったので、最も安いクラスのO&Uとして考えれば、クラス1番だと
思います。スタームルガー社は信頼性がありますからね。事実、故障の際には迅速にサービスされる
でしょうし(これは米国内での話し)、まあ、ベレッタやぺラッチのサービスも優秀ですが、修理の値段も
半端じゃないですからね(ベレッタの68系はそうでもない)。レッドラベルは使ってる人も多いし、話を
聞くと気に入っているみたいですよ。デザインはベレッタに似たロー・プロフィールで、スリムで格好よく
マズルジャンプも少なそうです。特に欠点とか、劣ったところと言うのはありませんが、先に申したとおり
操作感が今ひとつです。値段はカタログで1600〜1800ドル!これじゃ些細な文句は言えない?

ただ、値段的に、あと千ドル足してブローニング・シナジーを買う人が多いのではないかなぁ・・・(笑)




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  散弾銃に関するFAQ9

ベレッタAL391ウリカに、エクステンション・マガジンは付くのか?
ブラウネルスで売っているエクステンションキットには、適合機種の中にはA391が含まれているが、
AL391ウリカには、マガジン先端にガス圧調整機能が付いたピストンが内蔵されており、この部分に
延長チューブは付かないのではないか?




  答え

結論から言うと、ウリカには付きません。上のアドレスのブラウネルスの製品解説を読めば・・・その前
に、解説文中に誤記がありますね。fits Benelli A391 とありますが、Beretta A391 の間違いですね。
で、その Beretta A391 の後を御覧下さい、3.5 Extrema とあります。つまり、適合するのは

Beretta A391 3.5 Extrema なのです。ウリカではありません。

ウリカに何故付かないかと言えば、質問中にもありますが、先端にガスを適量適圧に調節するバルブ
機能が付いており、マガジンを貫通させる事が出来ないからです。こう言う構造になっています。

AL391のガス圧調節機構

この機能は、弱い装弾から強装弾までムラ無く作動させるためのアイディアですが、先に述べた通り、
エクステンション・マガジンを貫通出来ませんから、装弾数が必要なコンバット・ショットガンには不適
だったのです(クレーや狩猟は3発+1で十分)。べネリやレミントンなどは貫通しているので問題は
ありません。もっとも、同じベレッタでもリコイル式のES100なら、問題ありませんけどね。

この装弾数の問題を重視したかは定かでありませんが、新しく出た3.5 エクストリーマでは、貫通
式になっています。ガス調節機能は従来どおりですが、センターを回避して外周に設けてあります。


ガスシリンダーは貫通しています。(152KB)

全体の部品の関係はこうなっています。(128KB)


自分の391にエクステンションが付くかどうかは、マガジン先端のスクリュー・キャップを外して確認
するのが簡単確実です。キャップを外し、チューブ先端に取り外しが可能なプラ製のキャップが入って
いればOK。そうでは無くて、チューブ先端に金属製(銀色)のボルトが突き出ていたらダメです。

A391 3.5エクストリーマ以外は、恐らく後者じゃないかなぁ?


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  散弾銃に関するFAQ10

@
べネリM3などの作動システムである「イナーシャ・ドリブン」とは、どう言った仕組みなのか?
ガス・オートよりも作動サイクルが速くて、連射性能が高いとされているが、それは何故か?

A
こちらのページで、イナーシャ式がリコイル・オペレーテッドに分類されていたが、某所ではディレード・
ブローバックに分類していた。実際の所は?


  答え

@
べネリのイナーシャ・オペレーテッドですが、私が昔使ったのは旧モデルなので、現在のロータリー・
ボルトの物とはちょっと違うみたいです。基本原理は同じだと思いますが、ロテイティング式の方は
詳しく分かりません。とりあえず、旧式の方で説明します。悪しからず・・・

で、下の図ですが、緑はボルト・ヘッド、黄色はボルト、赤はロッキング・バー(実物はもっと太くて
丈夫)、グレーはレシーバー&バレルです。


図1は閉鎖状態で、赤いロッキング・バーにてボルト・ヘッドはグレーのレシーバーに固定されて
チャンバーは閉鎖状態になっています。

図2は発射の瞬間で、銃全体がリコイルで急激に後退しますが、黄色のボルトは重量があって
前後にフリー(スプリング力で停止しているだけ)なので、慣性によってその場に留まろうとします。
黄色矢印で示すように、銃にとり残される感じで一瞬だけ停留します。ボルト・ヘッドは米印部分
で固定されており、銃と共に後退しますから、その場に留まろうとするボルトと対向してイナーシャ
・スプリングが圧縮されます。

図3慣性で一瞬停滞留したボルトは、直ぐに銃本体と同調して後退を始めます。その際、イナーシ
ャ・スプリングの反発力もプラスされ、動きがワンテンポ遅れた分、素早く後退します。同時に、傾
斜によってロッキング・バーを蹴り上げ、閉鎖を解除します。つまり、発射からワンテンポ遅れたタ
イミングで閉鎖解除を行った事になり「腔圧が低下するまで閉鎖→その後閉鎖解除」と言う役割
を果した事になります。

図4ロックを解除されたボルト・ヘッドは、ボルトと共に後退。



そんな感じかな。質問にあった「作動サイクルが速い」と言うのは、一旦イナーシャ・スプリングを
圧縮した後、その反発力もプラスして後退する為です。

現在のロータリー・ボルトですが、上下するロッキング・バーの動きがロテイティング・ボルトに置き
換わっただけと思うのですが・・・べネリの広告を見ると、ボルト・ヘッドが先に動いている感じに見
えますね。こうなるとディレード・ブローバックと言う事になると思うのですが・・・?

A
今回、図で説明したシステムの場合、閉鎖は完全なもので、一定時間をおいて解除される事から、
間違いなくリコイル式に分類される筈です。しかし上でチラと述べましたが、もしも今のシステムが
ボルト・ヘッドが先に動いてイナーシャ・スプリングを圧縮するとすれば、ディレード・ブロウバックに
分類される筈です。現在のシステムの詳細を知らないので御免。ですが要するに、ブレット(或い
はペレッツ)の前進と同時に、ボルト・ヘッド(そして薬莢)が後退を開始するのが「ブロウ・バック」、
ブレットが射出されて腔圧が低下した後に、ボルト・ヘッドとバレルが結合解除されれば、「リコイル
・オペレーテッド」、その閉鎖解除方法がリコイルを利用したものではなく、ボア途中に開けられた
ガス・ポートからのガスを利用していれば、「ガス・オペレーテッド」
、大雑把にこんな区分ですが、
これはライフル、ピストル、ショットガンに共通です。


追記
銃砲店でロータリー・ボルト+イナーシャのべネリやベレッタを見てきましたが、やはりボルト・ヘッド
はロッキングされており、発射と同時に後退する事は無い様です。売り物の銃のバレルに棒を突っ
込んで確認する訳には行きませんでしたから(笑)、目視で確認しただけですけどね。つまり、@の
回答で述べたとおり、ロッキング・バーを持ち上げて閉鎖解除する過程が、ロータリー・ボルトを回
転させて閉鎖解除する過程に置き換わっているだけですね。これらの銃をお持ちの方は、バレル
に洗い矢を通して、ボルトヘッド(ボルト・フェイス)を押してみて下さい。恐らくロックされて後退しな
い筈なのですが・・・もしも後退しちゃったら教えて下さい(笑

と言う訳で、未だ断言は出来ませんが、ロータリー(ロテイテッド)・ボルトのイナーシャも、リコイル
式に分類されると思います。



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