3月26日 日
SA対決!

前回のDA(ダブル・アクション)対決ではボロ負けだったコルト旧DAアクションですが、ではSA(シングル・アクション)ではどうか?
パイソンなどは、「SAではS&Wに勝る」などと言われているようですが、本当なのか?それとも、またフルボッコに虐められてしま
うのか?嫌、別に私は虐めていませんけどね。虐めてるかな?虐めたくなるんですよねwww


↑では先ず、思わせぶりにM586から測定。勿論、ストレイン・スクリューは目一杯締め込んであります。

写真はハンマーが落ちた時点の目盛りで、結果は3−7/8ポンド(約1758g)でした。まあ、S&Wリボルバーとしては極一般的な
数値です。キレは競技用として通用するくらいシャープで、ズルズルした感じは一切ありません。この辺は一般的なオートマチックの
トリガーより優れていますね。1911のレースガンなどでも、ここまでキレを良くするには高度なチューンナップを要します。


↑この銃は一見コンバット・マスターピースですが、元はターゲット・マスターピースで、CP(センターファイア・ピストル)競技に使っ
ていた物です。なのでトリガーチューンを(個人的に)施しています。結果は2ポンド(約907g)!・・・ってルール違反してんじゃん
(規定は3ポンド→1360g)w


↑では注目のコルト!

ギャー!何と1−3/4ポンド(約794g)!驚異的な軽さで、キレもS&Wと同じくらいシャープです。見た感じ、特に人の手が入った
(チューンされた)様子はないので、ノーマルと思います。以前、オフィサーズ・モデルを持っていましたが、それも同じくらい軽かった
です。当サイト武器庫のM1917では3ポンドでした。全体的に見て、コルト旧DAアクションのSAプルは軽めと言えます。

おっと!ここでS&W勢から物言いが付きました!「コルトはメイン・スプリングが弱いのでフェアな勝負じゃない!」確かにその通り
です。なのでM586のストレイン・スクリューを緩めて同じテンションにして再測定したところ、2.5ポンドでした。軽くはなりましたが
コルトには及ばず。ですが、コルトでのトリガープルの軽さは、メイン・スプリングの弱さが一因である事は確かです。

更に執拗にS&Wからの物言い!「数値での敗北は認めるが、2ポンド以下のプルは実用銃として現実的じゃない!」・・・なるほど。
確かに2ポンド以下ってのは、一般拳銃としては少し危険なレベルです。競技用並ですからね。命中率は上がるでしょうが、取り扱
いには注意が必要です。

また、S&Wの場合はストレイン・スクリューによって、トリガー・プルをある程度調節できます。この辺が、ターゲット・マスターピース
がCP競技に多く用いられる理由の一つでしょう。規定の1360g付近での微調整が利くわけです。日本の警察や自衛隊でもCP競
技用として使っており(今はもう現役を退いたのかな?)、国民体育大会で実物を見た人も多いでしょう。

審判の私としては考えるところですが、数値の勝負としてはコルトの勝ちです!

ただし、実際に競技で普及している率は、S&Wが上ですね。世界的に、コルト・リボルバーをブルズアイ競技用に使ってる選手は
見た事がありません。この辺の「悪くはないんだけど、一般には認められない」ってところが、私は好きですけどね。私のユーチュー
ブ動画も、頑張って作ってる割に再生回数はサッパリ伸びませんしwww、共感できますよコルトには。


追記
良く考えたら・・・結果的に今回の数値(794g)では競技銃失格だな。だってルール違反だもの(笑)。先述の通り、CPでは1360g
、この銃がオフィサーズ・マッチの22LR仕様だったとして、SP(スタンダード及びスポーツ・ピストル)は1000gが下限ですからね。
1000g以下のプルが適合するのは、エア・ピストル(500g)とフリー・ピストル(制限なし)だけです。

・・・これじゃあ軽過ぎだよ!「過ぎたるは及ばざるが如し」と言う事で、やっぱS&Wの勝ち!www


シリンダー・ギャップ比較

↑一説では「パイソンのシリンダー・ギャップは多目」と言われていますが、このトルーパーの一個体としては、0.007と普通です。
シリンダー・ギャップは、製造時に一丁づつ調整される場合が多いので個体差があり、一丁だけで全てに当て嵌めるのは乱暴です。

ちなみに、シクネス・ゲージで測定する場合、シリンダーは強く後ろに押し付けて、隙間を最大にしてゲージを差し込み、少し抵抗が
あるくらいが正確な数値となります。


↑M586では0.009と多目です。しかし、この銃はかなりの弾数を発射しており、その辺も考慮する必要があります。これよりも数
値が小さい個体もある筈です。でもまあ、0.009でも許容範囲内ですけどね。隙間が.007だろうと、.009だろうと、噴き出すガス
の勢いに、大した差はありません(危ないのは同じ)。

ところで、このギャップの大小(許容範囲での)が初速に影響するってのは考えすぎだと思います。マグナム用の遅燃性パウダーで
あっても、ライフルよりも遥かに燃焼速度は速いので、こんなギャップなど殆ど影響を与えない内に加速します。38スペシャルや45
ACPなどの速燃性パウダーを使う弾薬では一切影響なしで、これは以前、M1917とM1911での比較でも検証しました。

それとは別に、マグナム弾の場合、バレルの長短は初速に大きく影響しますね。例えば、6インチと2インチでは初速が大きく変化し
ます(勿論、短い方が遅い)。3インチ未満では、マグナム用のパウダーでは不完全燃焼するのです。


↑参考までに、コルトM1917リボルバーではM586と同じ0.009でした。まあ、ちょっと広めだね。


↑S&W M1917では0.008と、まあ、だいたいこんなモンですよ。


↑ではちょっと毛色を変えて、イギリスのウェブリー38では・・・!ゼロが一個少ない!www 0.017(0.432mm)と驚愕の隙間
でした!低圧・低威力で、速燃性パウダーを使う弾薬なので問題ないのです。マグナムがこの隙間だったらヤバいでしょうね(笑)。


↑ちなみに、ウェブリーは(エンフィールドなども)シリンダーの回転方向のガタも凄まじいです。4mmくらい余裕でガタつきますwww
まあ、先日述べたシリンダーとフォーシング・コーンのセルフ・アライメントの理屈から考えれば、これでも問題ないのでしょうが(実際
普通に撃てるし)、しかし恐ろしいですね。これがジョンブル魂!


つづく





3月25日 土
シリンダーのガタ

「旧コルトDAアクションは、トリガーを引き切った状態でもシリンダー・ハンドがシリンダーに力を加え続けるため、発射の瞬間にシリ
ンダーのガタつきが無く、優れている」

このような解説が巷にはあるそうなのです。確かに前半に記されているメカニズム上の特徴は事実です。トリガーを引き切った時に
シリンダーにはシリンダー・ハンドからの力が加わり続け、ガタが無いのも事実です(S&W等は、トリガーを引き切った状態ではハ
ンドがシリンダーに力を伝える事はなく、シリンダーはシリンダー・ストップによってのみ固定され、左右に0.5mm程のガタがある)。

しかし、この点が「優れている」と言うのは間違っていると思います。ではその辺の詳しい事を以下に説明します。


↑先ずはその特徴ですが、コルト旧DAのシリンダー・ハンドは爪が2段階になっており、シリンダーを回転させ始めた時は写真左の
矢印A部分がシリンダーを回します。

矢印Aの爪によってシリンダーの回転が半分ほど済んだ時点で、矢印Bの爪が回転を引き継ぎ、その力はシリンダーがボルト(シリ
ンダー・ストップ)によって停止した後も続きます。

写真左はハンマーをコックした状態で、シリンダーの回転は既に完了し、ボルトによって固定された状態です(写真ではシリンダーを
外してあるけど)。この状態でトリガーを引くと、先ずはハンマーが落ち、その後もトリガーを引き続けると、ハンドは更に上昇するの
です。写真左はトリガーを引く前、右はトリガーが停止するまで引き切った状態です。ハンドが少し上昇しているのが分かると思いま
す。

実際にはシリンダーはボルトによって停止していますから、上昇しようとするハンドは、停止したシリンダーのラチェットを押しながら
突っ張ります。これによってシリンダーのガタが殺されると言うわけです。S&Wの場合は、シリンダーがストップした状態から、それ
以上シリンダー・ハンドが上昇する事はありませんので(トリガーが停止するまで引き切っても)、シリンダー・ストップが有するガタつ
き分、シリンダーが回転方向に0.2〜0.5mmほど動くわけです。


↑トリガー側で説明すると、左はハンマー・コックの状態。真ん中はトリガーにジワジワと力を込めてハンマーが落ちた瞬間。そして
ハンマーが落ちてからも更にトリガーを引くと、写真右の状態まで動きます。

これを先の写真に当て嵌めると、矢印ABが記された写真の状態が、上の写真では左と真ん中であり、矢印Cでハンドが更に上昇
したのが、上の写真では右と言う事になります。

ここで注意したいのは、上の写真左の状態(ハンマーをコックして、トリガーを引かない状態)では、S&Wと同じようにボルトのガタ
つき分、シリンダーも回転方向に少し動くのです。つまり、シリンダーのガタがゼロになるのは、トリガーを引き切る指の力によるもの
なのです。

なので、DAでトリガーを引き切った時や、SA(シングル・アクション)でもガク引きに近いトリガーの引き方をした場合は、シリンダー
のガタはゼロになりますが、SAでジワジワとトリガーを絞ったような場合は、ハンマーが落ちた時点でそれ以上の力をトリガーに加
えませんから、「シリンダーのガタがゼロ」は無効になってしまいます。

つまり、指の力とトリガーの引き方によって得られるシリンダーのガタつき防止は、極めて不安定且つ脆弱であり、「何のアドバンテ
ージも無い!」(←スネーク談) となります。

そもそも、発射の瞬間にシリンダー回転方向のガタがゼロになるのが良い事なのか?答えはNOです。シリンダーとバレル(フォー
シング・コーン)のアライメントは、ブレットの前進によって行われますので、シリンダーの回転方向に(許容範囲の)ガタがあっても、
全く問題ありません。ガタはブレット進行によって適正位置にセルフ・アジャストされるのです。(FAQ25を参考に



これらの事から、コルト旧DAのシリンダー・ハンドが、爪を2段構えにしてまでも念入りにシリンダーを回転させ続けようとするのは、
ガタをゼロにするのが目的ではない事が分かります。

では何故なのか?

実はコルト旧DAの場合、DAでジワジワとトリガーを絞り、ハンマーが落ちた瞬間、シリンダーは未だボルトによって停止していない
危険な状態なのです↓。


↑DAでトリガーをジワジワと引き、ハンマーが落ちた瞬間です。赤円内をご覧の通り、ボルトはシリンダーの溝に嵌っていない、つ
まり固定されていないのです。ハンマーは落ちているわけですから、弾薬があれば発射されています(この程度のズレならプライマ
ーは発火する)。もしも発射の瞬間に、シリンダーが少しでも左方向に回転したらヤバい事になります(笑)。

コルト旧DAは危険な銃なのか?パイソンは欠陥品なのか?


↑先の写真から、ほんの髪の毛一本分くらいトリガーを引くと、ボルトはシリンダーの溝に嵌ってロックされます。

結論から述べると、髪の毛一本分ほどの危険ゾーンがあるのは事実ですが、実際の射撃では問題無いと言えます。ちなみに、ハン
マーをコックしてSAで撃つ場合、ハンマーがコックされる瞬間に、ボルトがシリンダーの溝に入ります。なので、トリガーの引き具合
に関係なく問題ありません・・・と、言いたいところですが、M1917で試したらSAでもハンマーをゆっくりコックすると、ボルトが溝に
入る直前でシリンダーが停止してしまいました(笑)。まあ、トリガー引けばハンマーが落ちる直前でロックしますけどね。ちょっと怖い
ですね。

コルト旧DAのシリンダー・ハンドが、2段構えの念入りな回転構造になっているのは、このように少し危なっかしい事情があるから
であり、シリンダーのガタがゼロになるのは、その副産物(?)って感じですね。「優れている」なんてとんでもない!


なんか刺々しい雰囲気になって来たので話題を変えます(笑)

↑これはS&Wのグリップですが、メダリオンを留める裏側の鉄製円盤が重要な役割を担っているのです。


↑このようにフレームにピッタリと合致し(少しガタがある個体もあるが、強固なのでガタが増大する事はない)、マグナム弾の強烈
なリコイルを多数受けても、グリップが割れたりガタガタになる事を防いでいます。これは良く考えられたスグレモノですね。


↑翻り、コルトでは(あれ?話題を変えたのに・・・マズイ方向にw)そのような構造ではないので、数を撃つとガタが出てしまいます。
この個体も既にガタガタだったので、固定ピンが入る穴を金属入りエポキシで補強しました。コルト・リボルバーの木製グリップは、ど
うもピッタリ合った物が少ないですね・・・


なんかこう・・・パイソン・ファンを虐めている気がしてきたのですが(笑)、違う!違うんだ!俺もコルト旧DAマニアだし!S&Wマニ
ア連中が順風満帆なのに対し、コルト旧DAマニアは強くあるべきだと思うんだ!マゾヒズムなまでに強くなければ、生きて行けない
んだよ!嗚呼!コルト旧DAマニアに幸あれ!





3月22日 水
ソルジャー事情

↑なんか最近、「ナウい軍隊に銃剣なんか要らなくね?」的なチャラい意見があるようです。確かに小銃は短縮傾向にあり、本来の
槍のような使い方は有効性が薄れ、逆に近接戦闘では長過ぎて邪魔になり、ファイティング・ナイフやピストルの方が有効であると
言えます。理屈ではその通りです。しかし銃剣格闘の基本である”着剣した銃による刺突訓練”には、もう一つの重要な目的がある
と私は考えます。それは・・・殺しの手応えを身体に覚えさせる事です。(←危な〜い!www)

嫌、別に私はサイコ・キラーじゃありません。ですが、パンピー連中は「兵士が敵を倒す」などとサラっと言い放ちますが、実際は人を
殺す事なのです。この辺、分かってない平和ボケが多いです。共産党は自衛隊を「殺人集団」と呼びますが、むしろそっちの方が正
しいと私は思います。少なくとも間違ってはいない。殺すのは日本を侵略せんとする敵兵ですが、そいつも人間ですからね。

「そんな物騒な事は、実戦になってから覚えればよい」などは論外で、心構えが無ければ速攻でPTSDで病院送りです。兵士の為
にも”人殺しの心構え”は必要です。特に歩兵の場合、間近の人間をその手で殺すのですから、これはかなりハードルが高い行為
です。無人機の操縦だけで精神を病んでしまう兵士もいるくらいですからね。

さて、ではその訓練をするとして、これがなかなか難しい。小銃で紙の標的を撃つなどは、射撃訓練にはなっても殺人の訓練にはな
りません。また、この訓練の特殊性として、テクニックよりも精神性が重視されます。軍隊に精神論を持ち出すのはスマートではあり
ませんが、事これに関しては重要です。いわゆる「気合」とか「気迫」と言った概念ですね。それらが無いと、たちまち心が折れてしま
います。

そこで銃剣刺突です。

藁で出来た人形の急所を、着剣した小銃で一気に突くのです。藁人形とは言え、かなりの抵抗感があり、「殺っちまったよ・・・」感が
ハンパないです。私も自衛隊時代に何度も行いましたが、数ある訓練の中で一番リアリティを感じました。藁人形ですら、最初の内
は背徳感があります(笑)。あの感じは、射撃訓練や小手先のナイフ・ファイト訓練では得難いでしょう。そして重要なのは、回を重ね
ると慣れると言う事です。つまり、銃剣には本来の必要性とは別に、その訓練を通して”人間を殺す実感”を習得する利点もあるわけ
です。

ここで注意ですが、上記は然るべき人間が必然性の元に行う訓練であり、一般人が興味本位で行うと、単なる「危ない奴」になって
しまうのでくれぐれもご注意ください(笑)。私も自衛隊を辞めてからはやってません。今月のは↓あくまでもデモンストレーション!w

なんかアレな話ばかりで心苦しいですが、軍隊とはそう言うものです。自衛隊を災害時のレスキュー隊と勘違いしてる人が多いよう
ですが(もちろん、それも重要だが)、侵略者(人間)を殺すのが主目的なのです。戦後70年、そろそろ現実を見ましょう。

話しを戻し、そんな理由から、銃剣には有用性がまだあると私は思います。仮に一線を退いたとしても、兵士を養成する訓練道具と
して残るべきだと思いますね。自衛隊には銃剣道がありますが、あれも有効だと思います。特に、選手などの熟練者ではなく、新兵
が行う、技術無用の”初一本突き”訓練は、先述の訓練にピッタリです。ただ、銃剣道は既にスポーツとして定着しているようですか
ら、イメージ的に戦争と結びつけるのは気の毒ですね。なので、やはり銃剣で訓練するのがベストだと思います。




休憩




長文企画(?)第二幕、軍用レーションの話。先の銃剣の話題で思い出したのですが、以前寄稿していた八重洲出版の雑誌にて、
編集部が軍用レーションの試食企画を行いました。「これって結構おいしいよ〜!」的な感じの楽しい内容で、それは大いに結構な
のですが・・・なんか姑の嫌味な愚痴みたいで恐縮ですが、心の片隅で「そこじゃねぇだろ!ガニ!」と叫んでしまいました。

まあ、美味しいレーションも必ずしも悪いわけではないでしょう。例えば、調理施設が無い場所での宿営などで配布する場合。定期
的な補給は約束されるわけですから、美味しくてバリエーションがあった方が良いです。ですが、レーションの主目的は兵士が携行
するための食事、いわゆる携行食として用いられます。その場合、美味いと困るのです!

どういう事か?例えば、演習では状況が少なくとも3日、長い時は数週間続きます。最も過酷なのは行軍ですが、重い荷物を背負
って何日も歩く中、食料は携行食しかありません。十分な量を持参したくとも規則で限られています。仮に規則が無かったとしても、
沢山持てば重くなるので限界があります。必然的に、限られた量を計画的に少しずつ食べなければ、行軍の後半で地獄を見ます。

私の例では、缶詰やパック飯はNGです。重いし、一度開封したら全部食べなければならないからです。ビスケットや、東鳩オール・
レーズン、カロリーメイト等の市販品を試した時もあったのですが、これもNGでした。何故か?美味しいから我慢できずに食ってし
まうのです。先述の通り、ここが重要なポイントで、空腹時に少しづつ大切に食べなければならない場合、美味しくて「やめられない
止まらない」では困るのです。味が濃かったり、塩辛いのもダメです。

つまり、最も適した軍用レーションは、栄養価が高く、軽く、小分け可能で、開封しても痛まず、そして味が無い!これが最良のレー
ションで、私が最も愛用したのは乾パンでした(笑)。あれは最強でしたね。袋から出したバラをポケットに数個づつ入れ、空腹マック
スになる手前で口に入れ、噛まずに(噛むとバサバサして喉が渇くので)キャンディーのように口の中で溶かします。一袋あれば数
日は大丈夫でした。この乾パンを命綱として、それとは別に、峠越えのご褒美として東鳩オール・レーズン(好きだった)や、カロリー
メイトをその都度食べるといった感じでした。

乾パンに到達する過程で、豆腐のおからをカチカチに乾燥させた物(自作w)も試しました。これも悪くなかったのですが、手間が掛
かるのと、軍医に「細菌が湧いてハラ壊すぞ」と忠告されたので(笑)、最終的に乾パンになったのです。今も同じと思いますが、乾
パンにはチューブ入りのジャムと金平糖が付属しますので、あらゆる点でよく考えられていますね。

ちなみに、人間は本当に空腹になると、乾パン一つを「盗った盗らない」で殴り合いになります(空腹なのでパンチもヘロヘロだが)。
食料は大切ですよ。味の良さなどは二の次、三の次・・・嫌、むしろ美味しさこそ最大の敵なのです!www

そんなわけで、これは災害時の非常食にも当てはまるんじゃないかな?美味い物は避けた方が賢明です。そんな時の為に、美味
いものは平時にたらふく食べておきましょう。




今回、トルーパーの写真撮るのが面倒だったので文字企画にしたのですが(笑)、かえって時間が掛かってしまいました。次回から
またトルーパー考察に戻ります。ああ疲れた・・・





3月18日 土
コルト S&W DAリボルバー考察

↑写真はお馴染みのS&WのDAアクションですが、先ずはDAリボルバーのシリンダー開閉における安全対策についておさらいし
ます。

●コルト、S&Wに共通の基本事項
@ハンマーがコックされた状態では、シリンダーをスイングアウできない。
Aシリンダーがスイングアウトされた状態では、ハンマーがコックできない(S&W)、或いはハンマーがコックできてもシリンダーが
閉じない(コルト)。

●コルトでは殆ど、S&Wでは80年代になってからの事項
@トリガーを引き切った状態(つまり発射の瞬間)では、シリンダーがスイングアウトしない。

・・・ってな感じかな?最初の2つは、ハンマーをコックしたセンシティブな状況でシリンダーを閉じると、そのショックによってハンマー
がスリップダウンする危険性が高いためです。

下のもう一つは、発射の衝撃や慣性でサムピースなどのパーツが勝手に動き、シリンダーが飛び出してしまうのを防ぐ為です。S&
Wでは80年代になって組み込まれるようになり、例えば当サイト武器庫の銃では、写真のM586や686、45ACPのM625、スカ
ンジウムのM327には装備されていますが、それ以外の古いモデル(戦後の3スクリューであっても)には無いです。

追記
80年代に製造されたM36(チーフズ・スペシャル)には装備されていました。う〜ん・・・製造時期では括れないようですね。M36は
軽量なので、上記の事例が多発したのか?



では以下に写真で詳しく説明します。

S&Wの場合

↑シリンダーがスイングアウトした状態では、サムピースに連結されたボルトの後端(赤円)がハンマーの動きをブロックし、コックで
きなくなります。つまり、ハンマーをコックした状態でシリンダーを閉じる事はできません。


↑ハンマーをコックした場合は、今度は逆にボルトの動きがブロックされて(円内)、シリンダーをスイングアウトできなくなります。


↑では、トリガーを引き切った状態ではシリンダーがスイングアウトできない(飛び出さない)のは、どのような方法で行っているか?
写真はトリガーを引いてハンマーが落ちる直前ですが、シリンダー・ハンド内側に飛び出したポッチ(矢印)に注目下さい。


↑トリガーを引き切ってハンマーが落ちた状態です。矢印のポッチがボルトとフレーム間に入り、ボルトの前進をブロックしています。
これによって、発射の衝撃や慣性でサムピース(+ボルト)が動き、シリンダーが勝手にスイングアウトされるのを防ぎます。

ただ、この方法は現在は改良されており、トリガーの動きに直結したブロックの上下によって行っています(基本的な理屈は同じ)。
これについては、当サイト電子書籍のVOL.6にてレポートしていますので是非(笑)。

S&Wの古いモデルには、この機能が無い物が多いですが、発射の衝撃でシリンダーが飛び出る事例は殆ど無かったからだと思
います(先述の追記の様に、軽量のM38など例外がある)。最近は軽合金モデルが多いので、問題が浮上したのかもしれません。



↑S&Wのシリンダーは左回転のため、ハンドは右側にあります(矢印)。トリガーを引いていない状態では、フレーム内に引っ込ん
でいます。


↑トリガーを引き切った、或いはハンマーをコックした状態。表面に飛び出した後、真っ直ぐ上昇し、シリンダー・ラチェットを回転させ、
そのまま停止します。シリンダーを回転させる事はしますが、シリンダーのスイングアウトをブロックする事は、位置的に無理な事が
分かります。なので先述した様々な機能で、ボルト(シリンダー・ラッチ)の動きを制御しているのです。


コルト(旧アクション)の場合

↑コルトはシリンダーが右回りなので、ハンドは左側にあります(矢印)。S&Wと同じく、トリガーを引かない状態では内部に引っ込
んでいますので、シリンダーのスイングアウトを妨げません。


↑トリガーを引き切った、或いはハンマーをコックした状態。これもS&Wと同じく、表面に飛び出した後、真っ直ぐ上昇し、シリンダー
・ラチェットを回転させて、そのまま停止します。

ここでS&Wと異なるのは、シリンダーがスイングアウトした状態でも、ハンマーがコック出来る(トリガーも引ける)と言う点です。し
かし、後述しますがシリンダーを収める(閉じる)事が出来ないので、結果的に「ハンマーをコックした状態でシリンダーを閉じる事は
できない」となり、暴発の危険性は回避してます。


↑逆側から見るとこんな感じ。ハンドが飛び出しているので、シリンダー・ラチェットがぶつかり、シリンダーを閉じる事はできません。

・・・と、そう思うでしょ?確かに、戦前のコルトはこの方法なのです。しかし、戦後のモデルは+α機能によって、シリンダー・ラッチも
ロックされるのです。写真のトルーパーやパイソンの場合、ハンマーをコックしたりトリガーを引き切った状態では、ラッチが動かない
ようになっています。貴殿のモデルガンには再現されているかな?


では、その機能を説明します。

↑矢印はラッチに直結したラッチ・ピンで、写真は前進してシリンダーをロックした状態です(シリンダーは外してあるけど)。


↑ラッチを引くと、ラッチ・ピンも後退してシリンダーのロックを解除します。ハンマーがコックされていない、或いはトリガーを引き切っ
た状態でなければ、このようにラッチ・ピンは作動します。


↑では、ハンマーをコック、或いはトリガーを引き切った状態では?

もうお分かりですね。ハンマー・ブロック(矢印)が降下して、ラッチ・ピンの後部をブロックします。これによって、ラッチを引く事ができ
なくなります。更に、先述したシリンダー・ハンドの飛び出しも加わって、シリンダーをスイングアウトする、もしくはスイングアウトした
シリンダーを閉じる事は出来ないのです。

全体的に見て、この辺はコルトの方がシンプルで合理的ではありますね。ですが、S&Wも複雑ながら確実な作動で信頼性は互角
と言えます。前回のDA対決ではコルト旧アクションが惨敗でしたが(笑)、シリンダー開閉に関する安全性に於いては引き分けです。


おまけ

↑前回説明した、メイン・スプリングのスペース問題について、リバウンド・レバーを、「く」の字型に曲げれば、スペースが増大する
のでは?と、考えるかもしれません。私も考えました。しかし、このレバーはハンマーとフレーム間に”つっかえ棒”のように挟まって
リバウンドさせる役割があるので、A〜B間が直線で結ばれる必要があるのです。単にレバーを曲げただけでは、作動に支障をき
たす事になるでしょう。

モデルガンを弄った経験がある人なら分かると思いますが、コルトの旧アクションは少しでも手を加えてバランスを崩すと、途端に作
動しなくなります(笑)。めちゃくちゃ神経質なメカニズムなのですよ。コルトがサジを投げてマークVに移行した気持ちがわかります。
でも、本気で取り組めば、旧アクションでの問題解決も不可能じゃないと思いますけどね。





3月14日 火
四四式騎兵銃 動画アップ

先日、砂漠で撃った四四式騎兵銃の動画をユーチューブにアップしました。

四四式騎兵銃動画


んでは、以下に解説やエクスキューズ(笑)をします。

↑作動はご覧の通り完璧で、60発少々撃ってジャムは一度も無し!ですが、コックオン・クロージング(プッシュ・コッキング)なので
、ボルトを前進させる際は力を込めて勢い良く操作する必要があります。逆に、発射後にハンドルを起こして後退させるのは一切の
力が必要なく、長く伸びたハンドルの操作性もあって素早く行えます。

個人的に、この銃は当時の軍用ボルト・アクションの中で最も操作しやすい(素早く撃てる)ですね。次がイギリスのSMLEやbSか
な。どちらもコックオン・クロージングです。意外に思うかもしれませんが、コックオン・オープニング式はハンドル引き起こしに力が必
要で、特にマウザーKar98kなどの折れ曲がったハンドルでは、どうしてもワンテンポ遅れてしまいます。

何れにしても慣れの問題で、オープニングでもクロージングでも練習次第です。偏見で「コックオン・クロージングは操作し難いので
欠点」などと決めつけるのが一番良くないですね。そんな一般論に騙されないように。現代のボルト・アクションがオープニングにな
ったのは、ロックタイム短縮を意識してファイアリング・ピン・スプリングを強固にした為、それを圧縮するのにカムと梃子が必要にな
っての必然ですからね。昔の軍用ボルト・アクションには関係ない話です。

それとは別に、三十年式〜九九式までのアリサカ小銃では、現在製造されるファクトリー弾薬(ノーマ等)のリムとエキストラクターと
の相性が悪い個体もあり(リムのホールドが甘い)、エジェクト不良を頻発する個体も少なくありません。私が所有する中にも何丁か
あります。その点、この四四式は完璧で、ケースは毎回勢い良く飛んで行きました。

また、発射の衝撃でクリーニング・ロッドが飛び出す三十年式や三八式も多いですね(九九式では改善された)。四四式は、その心
配はありませんが、同じ理屈(慣性)で銃剣基部の木部が割れて飛び出す事があります。現存する四四式を実射する場合、必ずス
トックを分解して、銃剣取り付け部の木部にクラックが無い事を確認した方が良いです。用心のために、射撃の時だけ、銃剣取り付
け部(金属部分)とフロント・スリング・スウィベルまでを、ジップバンドでガッチリと締め上げれば安心です。貴重な銃を壊したらショッ
クですからね。

銃剣に関しては、出し入れがスムーズで固定もガッチリしてガタは皆無です。しかしながら、上で述べた通り、木部の強度は十分と
は言い難いですね。経年劣化が無かったとしても、取り付け部分(木部)が破損する恐れを感じます。他国の折り畳みバヨネットは、
バレルにヒンジが付いており、木部に負担は掛かりません。四四式でも初期型ではバレルと木部の両方で保持する方法でしたが、
命中精度に影響を及ぼす理由から、中期型からは木部のみで保持し、バレルはフローティング化されます(動画でも示したように)。
当時の軍用銃でフローティング・バレルってのは驚異的で、その理論を旧日本軍が理解していた点に感心します。ですが、木部へ
の強度に問題が残り、取り付け基部が強化された最終型へと移行します(動画のモデルはソレ)。でも、やはり不十分であると私は
思います。

細かい点では、ボルト・ハンドルが少しでも起き上がっていると、トリガーが引けなくなってパニくります。ハンドルを確実に閉鎖させ
る癖が必要です。マニュアル・セーフティ(ノブ)は、解除が親指一本で可能なくらい容易です。マガジン・フロアーを外す際は、手で
抑えないと飛び出すので注意です。

発射した感じですが、重量が三八式よりも重い3.9sもあるので、リコイルの衝撃は全く気になりません。肩を優しく押される程度で
心地良いです。半面、ズッシリと重いので携行には不利かな?同じ長さの三八式騎兵銃はメチャクチャ軽快ですからね。まあ、気高
い騎兵は重い銃の方が好みかもしれませんね。


↑一番上はオリジナル弾薬(勿論実射は無し)。リムが太くてガッチリしてるのが分かると思います。

真ん中がバーガー・ブレットのボートテールで、一見するとFMJですが、先端に僅かな穴が開いたホロー・ポイントになっています。
これは破壊力を目的としたわけではなく、ジャケットを高精度にプレスした結果であり、シェラのマッチキングなども同様の形状です。
内部のコアとジャケット間の空間による作用か、水入りポリ容器撃ちではシェラのSP(ソフト・ポイント)を上回るインパクトになった
のが意外でした。記し忘れたけど、ブレット重量は140グレインです。

下はシェラのプロ・ハンター160グレイン・ソフト・ポイントです。重量があるので鹿撃ちに最適かな。弾道が安定しているので、グル
ーピングも良好です。但し、長距離は苦手なので(ドロップする)、300mくらいまでかな。ちなみに、九七式狙撃銃で凄まじいグル
ーピングを出したのは、シェラ・マッチキングの142グレイン・ボートテールにIMR4064を34グレイン詰めた弾薬でした。100ヤー
ドの3発で最小がワンホール、平均1インチ、200ヤード最小1インチ、800ヤードの人的に必中と、(当時の狙撃銃としては)バケ
モノです。


↑100ヤードの鉄的にも余裕で当ります(精密射撃に不利なVノッチ・オープン・サイトでありながら)。前述の通り、ボルトの操作性
が良く、リコイルも軽いので速射も楽です。 動画を撮影後も100ヤードの鉄的を撃って遊びましたが、立射も含め一度も外しません
でした。

それなのに・・・近距離のポリ容器撃ちでは2個目を外してる!?

イイ感じで撃ったのに、容器が破裂しなかったので私も焦りました。ライフルをこの距離で外してたら引退モンですよ。しかしながら、
これについてはエクスキューズがあります!


↑ほら!ちゃんとド真ん中に当たってるんですよ。使用弾薬はシェラのプロ・ハンターSPですが、何故かスポーンと抜けて破裂しな
かったんですよね。パウダーの装填ミスで足りなかったのかな?でも、発射音は普通でしたよね。何でかな〜?弾だけに、たまに
こう言う事が起こるんですよ(←自己嫌悪的オヤジ・ギャグ)。兎も角、ソフト・ポイントやホロー・ポイントの過信は禁物ですね。


↑くぱぁ・・・(←すんな!)


↑くぱぁ・・・(←しつこい)

すいません正直に言います。ドラえも〇を狙って少し横を撃ちました(笑)。コロ助は好きなんだけど、ド〇えもんは嫌いなんですよ。
なんかこう、理不尽さがカンに障りますね。ただ、みよちゃんよりはしずかちゃん派かな?まあ、いろいろあるんスよ。

ところで、この電話帳は去年の古いので、ショップに大量に余って「捨てる」と言うのを貰った物です。最近は正義厨が細かい事に
煩いので注記します。食べ物を撃たないのは私個人のジャスティス(笑)ですけど、他は割と何でもアリですwww





3月12日 日
砂漠いてきた

↑このところ、週末の度に天気が悪かったのですが、今日は快晴だったので出撃です。

今回は動画ネタの仕込みで四四式騎兵銃を撃ちました。メチャクチャ調子良かったですよ!プリンキング用にはサベージの22口径
セミオート・ライフル、そして前回不調だったフランケン・ガバメントの再試射も行いました。


↑動画撮影する四四式は、どんな感じで撃とうかな〜・・・

リロード弾薬ではありますが、弾数が乏しいので入念なリハーサルを行います(笑)。その甲斐あって、見事リテイク無しの一発OK
が出ました!やりましたわ監督!ちんちん取って宝塚を目指せ!www


↑お〜♪たっからづかー♪


↑金色夜叉的な感じで(刺殺かよwww)。

「牙突零式!」ってネタも思いついたんだけど(笑)、この手の銃であまりフザけると、旧軍崇拝の人が煩いんですよ。なので自衛隊
時代を思い出して普通にしました。「おのれ鬼畜米英め!ヱイヤ〜!」


↑舞台の後はサンドイッチ・ターイム!


↑以前不調だったカスタム1911ですが、スライドを交換してエジェクション・ポートが狭いタイプ(旧型)に変わったにもかかわらず、
早期排出のエクステンテッド・エジェクター(前方に延長されている)のままであったのが不調の一因と判断。

上は現行ガバ、或いはカスタムなどの「エジェクション・ポートが上下にワイドなタイプに用いる延長エジェクター」です。先端が長いの
が分かると思います。下は軍用オリジナルで、エジェクション・ポートは上下に狭いので、スライドが十分に後退してから蹴り出すよう
に、短いエジェクターが装備されています。

今回改装したスライドはミリタリー・オリジナルなので、エジェクターも下のタイプにすべきであると言うわけ。


↑カットして短くしました(作業時間2分w)。完了です。

さあ、試射の結果は!?


↑エジェクトは完璧!

・・・だったのですが、130発ほど撃ったらハンマーが落ちなくなってしまいましたorz

何で?実はトリガーをスケルトン・タイプのナウいやつに変えたのですが、トリガー・ストップが緩んで飛び出したかな?(多分ソレっ
ぽい)弾薬は3箱(150発)しか持っていなかったので、現場で修理しても既に弾切れで意味がありません。なので、そのまま終了
しました(何かモヤモヤするけど)。現在、掃除を兼ねて原因を追及中。

一難去ってまた一難です。でもまあ、それが楽しいんだけどね。フロント&リア・サイトも考えないとな〜・・・


↑気を取り直してサベージ・ターイム!100ヤードの(鉄的に)ビンビンに当たります!22LRでも、鉄的に当たると良い音するね。


↑チューブ・マガジンにはこんな感じで装填します。銃口の前に手が行くので怖いですね。ボルト開放をしつこいくらい確認しました。


↑ボルト・ハンドルをレシーバー側に押し込むと、ロッキングが掛かってボルト・アクション(非セミ・オート)となります。使用したPMC
弾薬は、以前のブログで紹介したとおり、オートマチックでは後退不良が起こり、リボルバーでは鉛の堆積が酷い欠陥弾薬なのです
が、このようにボルト・アクションで撃てば問題無い筈です。


↑しかしジャムるwww

やだもー!ぷんすか!


↑帰還すると、ガレージ前の通りで車中泊の一斉取り締まりが行われていました(パトカー多数)。

トランプが良い仕事してるのか、最近はこの様な取り締まりが強化された模様です。路上のキャンパー住まいは、不法入国&滞在
が多いですからね。これで少しでも治安が良くなるといいのですが、焼け石に水って気もするな〜・・・偉大なる一歩となるか?





3月8日 水
レア・パーツをゲット

↑久々にダビッドソンネタです。以前レストアしたショベルヘッドFLTですが、前後ホイール・ベアリングが欠品でした。その後、イー
ベイで根気よく探していたら、最近になってゴロゴロ出始めたのです。恐らく、マニアが(ハーレー部品以外の)何処かから、同一品
を探し出したのでしょう。値段もリーズナブルで、2個10ドルで落札できました。


↑フランス製!?フランスのベアリングはイマイチ信頼できませんね〜(笑)。これはあくまでも予備パーツとして保管し、現在のオリ
ジナルは引き続き使用しましょう。古いハーレーの場合、「社外の新品パーツに交換したら速攻で壊れた」と言うパターンが多いで
すからね。私も何度も酷い目に遭って懲りました・・・


↑これはスピード・メーター・ギアですが、J&Pなどで買うと70ドル以上もするのです。80年型はブッシングも兼ねているためだと
思います(他の車種は20〜30ドルくらいで買える)。それが今回、イーベイで30ドルで落札できました。最近作られた純正部品で
、信頼の日本製です。


↑右は今まで使っていた物で、ヨセミテに行った時に異音が出たので修理して使っていました。もうボロボロなので交換しましょう。


↑ベアリングは交換しませんが、ちゃんとサイズが合っているか確認しました。このように、ブッシングに通ってホイールを支えます。
何とも珍しい方法ですが、81年式からは普通のボール・ベアリングに変更になります。やっぱ、ニードル・ベアリングでは強度不足
だったのかな?でもまあ、交換は簡単そうなので、予備をバイクに積んでおけば安心です。


↑ピッタリです。このブッシングもベアリングの一部なので、焼き付いたりした場合はベアリングと共に交換する必要がありますが、
向きを反転させれば、ダメージの無い半分が使えます(つまり2回使える)。その為にも、外部に露出した半分を錆びさせないよう
注意が必要です。傷付き防止のためにも、ビニール・テープで覆った方がいいですね。


ウイスキーを貰う

↑友人がウイスキーを土産にくれました。いや〜・・・ウイスキーなんか呑むの何十年ぶりだろう?渡米してから初じゃないかな?

バブル景気の頃(ハイヤー運転手時代)、女の子が隣に座る飲み屋で、アーリータイムズをボトルでガンガン呑んでいました(笑)。
たかが運転手でも結構稼いでいましたからね。6リッター超えのアメ車(税金メチャ高い)数台所有してたし。自衛隊時代に鬱積し
た欲求を、一気に爆発させた狂気の4年間でした。俺も狂ってたけど、日本も狂ってたよなwww


↑水割りなんてケチな飲み方はしない!ああ!懐かしい味!バブってたあの頃を思い出す・・・バブバブ〜

トルーパーはグリップをオイル仕上げ中です。壁紙は、新たな可能性を見出したうしおす。





3月5日 日
チキチキ コルト対S&W DAアクション対決

↑ヒュー!ドンドン!パフパフ!
・・・まあ、勝負は見えてますけどね。一応やるよ。

ちなみにコルトは旧DAアクションのトルーパー、S&WはM586ね。当サイト一見さんの為に記す。もう一つ、以下の数値は私所有
の個体で、尚且つアバウトなバネばかり測定なので目安として考えて下さい。ですが、「重い・軽い」の全体傾向は他の多数に該当
します。つまり、「数値はアバウトだけど、全体にこのような傾向にある」って事です。

くどいですが、コルトは「旧DA」です。最近は「活字を読まない若者が多い」との事で、念を押します。動画ばっか観てちゃだめよ。


↑コルトの引き初め。ここは軽いんですよ。2s弱でハンマーが動き出します。ここだけ印象に残って「噂されるほど重くない」と判断
するのは早とちりです。


↑トリガーを引くほどに重くなり、最終的に4s少々でリリースしました。バネの特性を考えれば極自然な事ですが、射撃する場合は
ハンマーが落ちる寸前の狙い込み時にマックス重さになるのでトリガー・コントロールが困難です。一気に引き切る場合でも、「軽い
→重い」の変化が急激なのでギクシャクした感じを受けます。


↑S&Wの引き初め。いきなり4sの力を掛けないと動き出しません。


↑しかし、最初の4sが最後まで一定してハンマーが落ちます。最初に「グッ」と力を入れる必要はありますが、そのまま最後まで引
き切れるので、ハンマーが落ちる寸前の狙い込み時に余裕が出来てコントロールし易いです。一気に引き切る場合も、最初と最後
の重さが同じだと、後半では「スーッ」と軽くなるような錯覚を受け、結果的に極めてスムーズに引き切れます。

「でも、結果的に数値は4sで同じじゃないか!感じ方の違いは個人差でしょ」と、健気にコルト擁護する人の気持ちを尊重したいの
は山々ですが・・・

では今からトドメを刺します。


↑ハンマーに与えられるメイン・スプリングのテンションですが、コルトは引き初めからリリースまで2ポンド(907g)です。(コルトに
限らず、ハンマーのテンションが終始一定なメカニズムは、当サイト常連さんならご承知と思います)。

このテンションは、プライマーを発火させる最低限の打撃力です。例えば、CCIのマグナム用プライマー(マグナム用はスタンダード
より硬く、更にCCIブランドは全体に硬め)では不発を起こす確率が上がると思います。通常は、そのような弾薬にも対応するため、
余裕のある強めのテンションを与えるのが常です。


↑S&Wのテンションは3ポンド(1360g)です。前述した「余裕のある強めのテンションを与えるのが常」の結果が、この数値だと。
つまり、本日最初に行った両者のトリガー・プル(4s)は、公平な比較とは言えないわけです。フィーリングの点を考慮しなかったと
しても、コルトの反則負けですwww


↑では、S&Wのメイン・スプリング・テンションをコルトと同じ2ポンドまで下げて再勝負です。ちなみに、S&Wのメイン・スプリング
はストレイン・スクリュー(写真)によって強弱を調整できますが、基本的に一杯に締め込んだ状態がデフォルトです。緩めるとトリガ
ーは軽くなりますが、打撃力低下は不発に繋がるので自己責任です。


↑引き初めから引き終わりまで3.6sに落ちました。最初に説明した「一定のトリガー・プルによる引き易さ」も加えると、コルトとは
比べ物にならない軽快なトリガーになりました。

圧勝です。コルトが可哀想なくらい圧勝です。パイソン・ファンからウイルス添付メールが送り付けられるんじゃないかと不安になる
くらいの圧勝ですwww


↑先月の垂れブログでも述べましたが、S&Wに限らず多くの銃のメイン・スプリングは、余裕を持った作用範囲でスプリングを設定
します。

つまり、プリ・ロード(予め掛けるテンション)を十分にとり、ハンマーがフル・コックになってもスプリングは完全に圧縮され切ったりは
しません。写真をご覧の通り、スプリングの動きが緩やかで、フル・コック状態(写真右)でもスプリングには未だ余裕があります。


↑翻りコルトでは・・・(←もうやめて!とっくにコルトのライフはゼロよ!!)

矢印部分にはフレームがあるので、強度上スペースはここまでです。そして写真右側ではスプリングが一杯まで圧縮されています。
上のS&Wの写真と比較して、余裕の違いは一目瞭然です。改良は不可能では無いと思いますが、「やらなかった」だけでしょう。
マークVへの移行でもS&Wの良い点は取り入れず、上回る事はおろか、並ぶ事すらできませんでした。挙句の果てに、リブ付き
の派手なバレルをネジ込んだ”虚飾の迷銃”となって終了です。最近、性懲りもなく復活したようですが、私は個人的に何一つ期待
しておりません。

ああ、スッキリした!こんな私が言うのもナンですが、S&WよりコルトDAの方が好きです。欠点だらけなので、サディスティックに
ならないとやってられんのですよ。

老婆心ながら、同志コルトDAマニアにおかれましては、S&Wマニアとの真っ向スペック勝負は避けるのが賢明。フルボッコにされ
んのがオチです。なのでエキセントリックな方向に誘導し、自分でも「?」と思う程の主観的理屈を豪語し、最後は相手を憐れむよう
な目で見ながら「君にはわかるまい」と呟き、勝負そのものを空虚な感じに持って行って逃げるのがコツです。



つづくwww




3月1日 水
お裁きホルスター

↑またデューティ・ホルスターを落札しました。ビアンキの#2800 その名も、「ザ・ジャッジ」です。

正直、「以前からコイツが欲しくて探してた!」と言うわけではなかったのですが、誰も入札しないので、開始価格の5ドルを入れたら
数日後に落札されてしまったと。送料込みで12ドル50セント!送料の方が高いじゃんwww 何か申し訳ない程にお買い得でした。


↑なかなか面白いホルスターで、ベルトに固定する部分とホルスター部分が分かれており、下部のリベットで固定される構造です。
ホルスターは、フロントが完全にオープンとなっており、スプリングで貝のように閉じています。銃はスプリングに挟まれて固定され
るというわけ。ショルダー・ホルスターに多い「フロント・ブレイク・ホルスター」なのです。

激しく動いたら銃が飛び出しそうですが・・・大丈夫?


↑特許取得済みとの事で、ビアンキ社の力作だったようです・・・が、あまり普及はしなかったようです。理由は手にして直ぐに分か
りました。重いのです。単体で465グラムもあります。他の鉄板入りデューティ・ホルスターは250〜280グラムですからね。

では、その重さを上回るメリットは何か?後述します。


↑銃を収めてベルトに通すとこんな感じ。一般的な鉄板入りデューティ・ホルスターよりもハイライズなのが分かります。椅子に座っ
ての内勤や、パトカー乗務が多いオフィサーの場合、この方が断然楽でしょうね。


↑前から見るとこんな感じ。シリンダーの形状がピッタリと成型されており、これが銃を固定するポイントの一つになります。写真で
想像できると思いますが、シリンダーを固定するので銃は上には抜けません(無理すれば別だが)。

フロントのワレメちゃんをパックリ割って抜くのです。




     |┃三          /::::::::ハ、\、::::::::\\::::::::::::', 
     |┃            i:::::::イ  ` ̄ー─--ミ::::::::::::|  
     |┃            {::::::::|    ::\:::/::::  \:::リ-}
 ガラッ. |┃            ',::r、:|  <●>  <●>  !> イ 
     |┃  ノ//        |:、`{  ` ̄ .::  、      __ノ 
     |┃三          |::∧ヘ  /、__r)\   |:::::|    
     |┃            |::::::`~', 〈 ,_ィェァ 〉  l::::::》     
     |┃            |:::::::::::::'、  `=='´  ,,イ::ノノ从
     |┃三         ノ从、:::::::::`i、,, ... ..,,/ |::::://:从




違う!誤解だ!俺は無実だ!


↑ここが秘部のワレメです。ワンフェスの18禁ブースにありそうな造形です。ワンダちゃん!!!


↑話がソッチに振れがちなので修正し、先述したハイライズは邪魔にならないので携行しやすいですが、抜き難い欠点があります。
それをフロント・ブレイクで補うのが、このホルスターのミソです。つまり、銃を上に抜くのではなく、そのまま前方に押し出すのです。


↑横から見ると分かり易いかな。こんな感じで「バカッ」と押し出し(引き出し?)ます。こうすれば、ハイライズの抜き難い欠点は補
える・・・と言う理屈なんですが・・・

どうかな〜?www まあ、慣れの問題かもしれませんが、咄嗟の時には上に抜こうとしてパニクるかも?前述の通り、シリンダーの
成型があるので、上に抜くにはかなりの抵抗があるのです。

このホルスターのメリットを得るには、銃を前方に抜く訓練を徹底する必要があるでしょうね。それができれば、携行が楽で早く抜け
る特徴を活かせます。

最初に疑問だった銃の保持については問題無さそうです。スプリング圧とシリンダーの成型部分で強固に挟み、更にストラップによ
って固定されるので、余程の衝撃がなければ銃が落ちる事は無いと思います。


↑裏側はこうなっています。下部の3つのリベットでホルスターとベースが固定されます。ベルト通し下のマイナス・ネジは、ベルトを
通した後に締め込み、ホルスターが前後にズレないようにする為にあります。銃を前方に押し出すので、ベルトとホルスターが完全
に固定されている必要があるわけです。


↑くぱぁ・・・

バネの力は然程でもありませんが、指を挟むと少し痛い程度はあります。プラスチックのモデルガンでは、傷が付いてしまうかもしれ
ませんね。銃が下に落ちそうな感じがしますが、シリンダー部分の固定がしっかりしているので大丈夫です。


↑これはエロい!www スタッフから退場を宣告されるレベルですよ!ワンダちゃんも赤面!


↑大雑把に挟み込んでスプリングで固定するので、KフレームでもLフレームでもアイマス(かな子〜!)。ただし、ワイド・スパーの
ハンマーではストラップが掛からないかな?手持ちのトルーパーはギリギリ大丈夫でした(なのでパイソンもOK)。


↑♪アイツの名は〜ポリ〜ス・メ〜ン♪(←古杉w)

ポリス用品マニアではないのですが、安く落札できるので増えてしまいました。気分はグライド・イン・ブルー!

追記
グライド・イン・ブルーで思い出したけど、ジッパーの銃はM27じゃなくて38スペシャルのM20なんだよね。DVDの静止画像を見て
分かったよ(VHS時代は気付かなかった)。主人公の2トーン・パイソンと言い、マイナー趣味な監督だな〜


↑ポリス・にゃん(勤務怠慢)


↑なんだこのアニメ?www 面白いじゃねぇか!ヴィーシャかわいいよ、かわいいよヴィーシャ!原作無視の”タラコくちびる”が
醸し出す妖艶な魅力!キャラデザ誰だよwww とは言え、あのムーミン的なヌメヌメ感は、コルト旧DAにも共通する魅力である。

美食家が行きつく先はゲテモノかもしれない。そう、それでいい。もはや判で押したような画一的萌えなど不要!





直接来られた方の為に・・・ウェルカム!
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