3月26日 土
レミントン修理完了!そして・・・

          

割れたレミントンの先台が修理完了です。アルミ芯材入りの強化バージョンで、四度目の正直です。もう割れる
事はないでしょう。


     

一時はガレージの隅でイジケていましたが、完全復活です。この銃はバレルが短くても良く当たるので(スキー
トが得意)、気に入っていますからね。今後も頑張ってもらいますよ〜!


昨日は夜更かしして45ACPをリロードしました。ガンショーで買った200個のブレットは、あっと言う間に実弾と
なりました。シリーズ70のリニューアルも考えないとな〜・・・


↓また買った!?

はい、買いますたwww
先日のガンショーでは、「一か月一丁ルール」によって買えませんでしたが、M59の売主はLA郊外のショップ
だったので、「来週まで売れ残ってたら買いに行くよ」と話していたのです(ディティクティブとトルーパーは、ネ
バダのショップだったので無理でした)。

まあ、こんなマイナーな銃は誰も買いませんよね。そんなワケで、今日は片道120キロを走って、書類手続き
を済ませてきたのです。今年に入って毎月買っていますが(笑)、何をそんなに生き急いでいるのでしょう俺?
死期が近いのかな?死にたくない!死にたくないよママン!

それは兎も角、S&W M59です(写真はネット検索の画像で無関係)。私の世代ですと、やはりMGCのモデ
ルガンの記憶がありますからね。第一期のM59なんて、アメリカではマイナーですが、日本ではポピュラーで
すよね。ネットで「S&W M59」(半角)で画像検索すると、出てくるのは日本のモデルガンばかりで笑いまし
た。M59は当時欲しかったけど買えなかったモデルガンなんですよ。まあ、その辺の思い出話は追々・・・

・・・にしても鉄砲買い杉ですね。ベレッタSO4を売った金が殆ど無くなりました(笑)。嫁でも居れば、発狂され
ているのでしょうが、そうならないための独身生活です。赤玉が出るまで買い続けましょう!





3月21日 月
ドリリング動画アップ

速攻でアップして編集しました(←普通は逆ですが、ユーチューブ備え付けの編集ツールを使っている為です)。
↓画像クリックでユーチューブに飛びます(別窓)。

やっぱブラックパウダーは煙が凄いですね(笑)。この日は強風で、煙は見え難いはずなのですが、それでも
発煙筒状態です。暗くなると、マズルフラッシュも壮大に出るんですが、さすがに夜まで待つ気はしなかった。

今回アップした動画は、何故かHDでも観れるようになりました。高解像度で観ると、クレーの皿が割れている
のも分かります。
フリーツールなので贅沢は言えませんが、この鬱陶しい風切り音も何とかなりませんかね?
風切り音だけを感知して消すツールとか・・・もう既にあるのかな?

チョークの仕様は昨日のブログ↓で記しましたが、近いクレーも、少し伸ばしたクレーも、ビシバシ当たります。
私はハンティングはやりませんが(アメリカでは日本より金が掛かる)、野山を持ち歩いて鳥を撃ちたい気分
にさせますね。まあ、金持ちになるまでは(一生無理っぽいが)気分だけで我慢しましょう。

ブラックパウダーのライフルも、マイルドながらズッシリしたリコイルで、撃ち応えがあります。スコープもピッタ
リ合っていました。日本では(嫌、世界的にか?)ドリリングガンはマイナーですが、「鳥撃ちに行ったら、偶然
遠くに猪を発見した!」などのシチュエーションでは便利だと思いますけどね。ライフル分の重量は嵩みますが
、それでも上下2連と同等じゃないかな?(スコープ無しで約3.6s)

いいですね〜ドリリング!気に入りました。





3月20日 日
ドリリングを撃つ!

ライフル・バレルの仕様がハッキリせず、ブラック・パウダーを使う事に決めたドリリングを試射しに行きました。
ブラック・パウダーの銃を撃つのは初めてなので、ワクテカです(AA略)。


          

サワ―純正ではありませんが、かなりクラシックな本革製二分割ケースです。分厚い一枚物の革で出来てお
り、縫い付けも重厚です。年季が入って一部は劣化していますが、それもまた銃の雰囲気に合っていますね。
スリングはアンクル・マイクスで、これは実はレミントンM742との共用なんです(セコイ)。


          

さて、先ずは入念にテストを行います。ブラック・パウダーは低圧ですが、この弾薬はカパー・ジャケットなので、
腔圧が上がり過ぎる可能性もあるからです。念のため、ジャケットには溝を複数入れ、モリブデン・コートを塗っ
て通過抵抗を下げる加工を施してあります。

んで、結論から言うと、写真の通り全く問題ありませんでした。深いライフリングは、ボア・ダイアメーターにブレ
ットが触れていないように見えますが、実際はピッタリしています(幾らかのガスは、ブレット周囲をすり抜ける
が、それは他の銃でも同じ)。このブレットは230グレインで、パウダーはホジドンのFFGを60グレイン詰めて
いますが、初速は既存データと比較してもキッチリ出ています。

それにしても、やはりブラック・パウダーの煙は凄いです。そして、低く長いドスーン!と言う銃声。いいね〜!
リコイルは12番ショットの方より緩いくらいです(笑)。本来のニトロ・パウダーの74Rならば、これの倍のリコ
イルと威力があるでしょうね。ですが、年季の入ったストックにクラックでも入ったら号泣モンなので、このバレ
ルがもしニトロ対応であったとしても、ブラック・パウダーで撃ちたいと思います。

射撃の模様は動画に収めたので、近日ユーチューブの方にアップします。交互奇態!



さて、では次にショットガンのチョークを調べます。バレルに印していないので(読み方を知らないだけだと思う
が)、実際に撃って他と比較するわけです。チョークの基準は「40ヤードの距離で、30インチの円内に、何パ
ーセントのショットが収まったか?」と言うのが一般的ですが、今回は30インチのターゲットを用意できなかっ
たので、約20ヤードの距離で行いました。距離が近い分、広がりも小さいですが、比較対象があるので問題
ありません。

以下はその結果↓

写真は右バレル(前トリガー)で、上下2連では下バレルに相当します。つまり、一般的な初矢側です。なので、
チョークは緩いです。右はベレッタSO5の交換チョークを、インプルーフ・モデファイで撃った結果。比較すると、
サワ―は若干広がっていますね。つまりモデファイです。フィールドガン(狩猟を主目的とした散弾銃)の場合、
初矢はモデファイが多いので納得です。


今度は左バレル(後ろトリガー)で、これは後矢となります。SOはフル・チョークですが、概ね一致しますので、
これはフル・チョークで間違いありません。

と言う事で、この銃はフィールドガンとしては一般的な「モデ・フル」ってやつですね。狩猟は勿論、アメリカン・
トラップにも最適です。用途が広いので、個人的に一番「そうであってほしかった」チョークです。やったな俺!


ちなみに、これはシリンダーで撃った結果(SO5+ブレイリー・チョーク)。スキート・チョークの場合、これより
更に少し広がります。チョークの効果は絶大ですね。


修理したレミントン・モデル11も試射しましたが、全く問題ありません。そりゃまあ、アルミの芯材が入ってる
ので割れませんよね。ただ、金属と金属が衝突するので以前より騒音が多くなりました。紙のパッキンを入
れたら良くなるかもしれませんね。帰ったらやってみましょう。


助六ターイム!
お茶を買い忘れたので、ミネラル・ウォーターを持参(水入りポリ容器撃ちに使う水道水じゃないよw)。


          

月刊Gの写真・・・じゃなくて、単なる野良写真(笑)。
「今回のシャドー・シューティング!」・・・懐かしい。そんな時代もありましたねぇ・・・(遠い目)


いや〜・・・昨日のガンショーと砂漠のダブルで、さすがに疲れました。でも、銃の手入れはしっかり行いました
けどね。そう言えば、ブラック・パウダーを使った真鍮ケースは、直ぐに青錆びが出るので、明日にでもタンブ
リングしなければ(本業そっちのけでw)。





3月19日 土
ガンショーいてきた

コスタメサのガンショーに行って来ました。FLTは絶好調!もう、ガンショーに行く時しか乗らない感じですけど。



↓先ずは組長に挨拶・・・

「・・・あんだテメー」


「若杉の兄貴の隠れ家、サツにチンコロしたんはオドレかぁ!」
ちがいますよ!つーか誰っすか若杉って??

今日は組長の機嫌が悪かったようで、カメラのレンズ喰われました(この写真の0.2秒後)・・・


何か言ってやってくださいよ!うしじまいい肉さん!
「・・・シコっていいのよ」


寸劇はこの辺にして、ガンショーは今日も大入りでした。

今月は既にドリリングガンを買っているので、今日のガンショーでは銃の登録手続きはできず(一か月に一丁
の決まりがある)、購入サティフィケートも持参しなかったのですが・・・

そんな時に限って、トルーパーが!ディティクティブが!S&W M59が!次に行く時まで残ってる事を祈ろう。


前回に一箱しか買わずに後悔した、8mm南部のブレットですが、売れずに残っていたので速買い!「これで
全部?」と聞くと、奥から袋に入った100個入りを2つ出してきたのでそれも購入(笑)。ついでに、切らしてい
た45ACPの230グレインも2袋(200個)購入。今回はブレット三昧でした。

お昼はチャーシュー丼(5ドル弱)です。美味い!!


「箱がボロボロなので、何個か抜けてるだろうなぁ・・・」と、暇つぶしに並べてみたら、足りないどころか1個余
計に入っていました(笑)。前回買ったのも合わせると500発リロードできます。現在売られているファクトリー
弾薬は、プレミアがついて50発入り60〜70ドルもします。このブレットは、前回も合わせて500個を130ドル
で買いましたから、結構な節約になります。よかったな俺!





3月17日 木
しぶといレミントン

まだだ!まだ終わらんよ。
新顔のドリリングが幅を利かせている中、壊れたレミントンが忘れ去られまいと、しぶとく自己主張しています。
良い根性だ。よし、じゃあ直してやる。黙って俺についてこい!

小芝居はさて置き、エポキシを使うので接着部分以外をマスキングします。


アルミのハンドガードなども考えましたが、結局は割れた先台を使う事にしました。四度目の正直です。今月の
9日↓にアルミ・チューブを切断して芯材としましたが、これに被せる形で接着すれば、もう割れる事はないでし
ょう。写真は、内部に納まるアルミ筒の厚さ分、彫刻刀で削り落としたところです。


久々におが屑の登場です。2時間硬化のエポキシにおが屑を混ぜる事で、より以上の強度を得られるのです。
今回はJBウェルドを使用しましたが、透明なタイプでもOKです。2時間硬化である点は必須条件。


     

ねっちょりと貼り付きました。アルミ筒はしっかりと収まっています。上部は開いてしまいましたが、これは後で
パテ埋めしましょう。


     

とりあえず、ざっと成型しました。おが屑エポキシは石のようにカチカチです。これなら、割れたり剥がれたりは
ないでしょう。

最終仕上げと塗装をする前に、100発ほど射撃して様子を見る事にします。しぶといなぁ・・・レミントン。




私信
>トランプどう思う?
共和党なら誰でもいいよ(笑)。トランプで心配なのは、「銃規制は反対だが、移民には銃を持たせるな!」な
どと言いださないかです。ただ、彼は不法(滞在)移民には厳しくても、ステイタスを持って納税している移民
には当て嵌めていないと思うので、大丈夫でしょうけどね。正規移民にまで牙を剥いたら、KKKくらいしか支
持しなくなる事くらい、賢い彼なら承知しているでしょうし。

私は日本国籍なので、米国の選挙権はありませんが、日本にとってもトランプは悪くないと思うけどね。一度
アメリカから突き放されればいいんだよ。そしたら自国防衛も本気で考えざるを得ないでしょう。アメリカには
媚売り、中韓には顔色伺い、そんで途上国に金バラ撒いて、何が「ぐろーばりずむ」だよ。笑わすんじゃねぇ。
もうウンザリだな。日本にこそトランプ(のような指導者)が必要だよ(笑)。安倍程度じゃ屁のツッパリにもな
らんよwww





3月13日 日
刻印の謎

これが問題のライフル・バレルなのですが、左赤円内の8.9mmはライフリングのボア・ダイアメーター(山径)
を指し、一般で言う9.3mm口径を意味します。783はチャンバー長を指し、ライフリングが始まるリード直前
までを意味します。

前回のチャンバー・キャスティングによって、弾薬は9.3×74Rである事は間違いないのですが、問題はニト
ロ・プルーフ印が見当たらない点です。黒色火薬から無煙火薬(ニトロ)に移り変わる、この時代の銃では、無
煙火薬の使用を保証する刻印があるのが常です。写真右の円内にあるのがそれで、これはショットガン・バレ
ルがニトロ・プルーフである事を意味します(もう片方にもあり、通常は1本のバレル毎に押される)。

ただ、例外なく100%刻印があるわけでもなく、その辺が悩みどころでした。この銃のシリアル番号から調べ
ると、年式的に無煙火薬の74Rであると言う資料もあるのです。しかしその場合、弾種を指す9.3×74Rの
刻印がある筈なのです。この銃にある8.9mm 783 の刻印は、「口径が9.3mmで、ケース長が783m
m以下の弾薬なら発射可能」(リボルバーの357マグナムのシリンダーで、38スペシャルを撃てるのと同じ)
と言う意味の、ストレート・ケースを用いた黒色火薬時代の刻印なのです。

では何故、チャンバー形状がボトルネックの74Rになってるんだ?誰かがリチャンバリングしたのか?しかし、
シリアル番号の年式では、74Rですし。更に混乱するのは、形が同じモデル25でも、黒色火薬仕様と無煙火
薬仕様が混在する点です・・・もう訳がわからなくなりました。

さあ、ではどうするか?分からないなら、リスクが少ない方をとるべきです。この銃が無煙火薬仕様なら、それ
にブラック・パウダーを入れて撃っても害はありませんが(利点も無いが)、逆をやればバレルが破裂して掌も
悲惨な事になります。

じゃあ、迷う事はありませんね。ブラック・パウダーでの射撃を一度やってみたかったので、丁度良い機会でも
あります。


気が早いので、さっそくブラック・パウダーを買って来ました(笑)。写真左はライフル用無煙火薬で、右が今回
買ったブラック・パウダーです。赤円内にFFGとありますが、以下に説明します。

現代のブラック・パウダーには、大きく4種類があり、燃焼速度の速い順から、FFFF(フォーエフと読み、フリン
トロックの着火剤などに用いる)、FFF(トリプルエフと読み、ピストルなどに用いる)、FF(ダブルエフと読み、ラ
イフルなどに用いる)、F(シングルエフと読み、大量に装填するエキスプレス銃や大砲などに用いる)、に分け
られます。通常、ライフルに使うならFFかFです。ピストルならFFFで、40口径までならライフルにも使えます。


左がブラック・パウダーで、右が無煙火薬のH380です。H380はライフル用の中でも特に遅燃性ですが、パ
ウダー粒は御覧のとおり極小です。「粒が大きいほど遅燃性」と考えるのは早とちりです。

今回新たに気付いたのは、無煙火薬がいかにも科学薬品的な、酸っぱい匂いがするのに対し、ブラック・パウ
ダーは穀物的(?)な有機的匂いがします。じゃがいもやピーナッツの匂いですねコレは。まあ、メーカーによっ
ても違うのかもしれませんが。なんかやさしい匂いです(笑)。燃性も緩く、圧力も低いです。無煙火薬の場合、
例えば一般的な308ウィンでも腔圧は4万psiを超えますが、ブラック・パウダーなら100グレイン詰め込んで
も、2万psiに達するかと言う程度です。



さて、一般的なチャートを参考に、70グレインのFFを詰める事にしたのですが・・・

無理・・・(笑) これがブラック・パウダーの泣き所で、皆さん苦労されています。


んで、急造したドロップ・チャージャーです(笑)。下の赤矢印はケースで、上の白矢印からパウダーを少しづつ
落とすのです。こうする事で、効果的なコンプレス・チャージになるのです(押し込むより効果的)。


上の写真で溢れたのと同じ量ですが、見事に収まりました。しかしながら、どうやっても70グレインは無理でし
たね。写真は60グレインです。まあ、骨董銃をいたわるマイルド装弾と言う事で、これで良しとしましょう。


完成です。ブレットは230グレインで、ライフリングの食い込むドライブ・エリアが小さい物にしました。ブラック・
パウダーのブレットは、柔らかい鉛の物が殆どで、通過抵抗の大きいジャケット弾は不向きですからね。圧が
上がり過ぎないよう、考慮しました。

でもまあ、この銃が無煙火薬仕様だったら、まったく無意味な気遣いですけどね。どちらかハッキリするまで、
無難に行きましょう。


はあ・・・週末は篭りきりだったな(パウダー買いに行っただけw)。壁紙は、ねこシス。





3月12日 土
ドリルいじり その3

サイド・ロックの銃を分解するには、専用の細い(薄い)ドライバーが必要になります。写真はベレッタ純正工具。


外れました。錆びもなく、誰かが弄り回した痕跡もなく、程度は良好です。矢印Aは、バレルを折る時にコッキン
グする個所で、この部分をレバーが持ち上げるわけです。矢印Bは、シアーが噛み合う部分。

赤円内はシリアル番号で、見事マッチしていました。おめでとう!俺。


これがハンマーをコッキングするレバーです。レバーはフォアエンドの金具と連結し、バレルを折ると、レバーも
下がり、反対側がハンマーを持ち上げるわけです。ハンマーの反発力は強力なので、この部分には凄まじい
荷重が掛かります。もし壊れたら、パーツを探すのが大変だろうなぁ・・・


この刻印 13 1/2 は何を意味するのかな〜?


これがドリリングだけに存在する第3のハンマーです。普通の水平2連はトリガーだけですが、そこに無理やり
ハンマーやシアーを押し込んだ感じですね。


レシーバー側。これも綺麗で程度が良いですね。この手の銃は、用もないのにバラさない方が賢明です(笑)。
ネジが止まる位置まで決まっていますからね。今日の所はこの辺で勘弁してやる・・・


サイド・ロックのストックは、アリの巣みたいに複雑に切り込まれています。高級銃は質の良いウォールナット
を使用してはいますが、古い銃なので反動による破損が心配です。強力な74Rは少々荷が重い気がします。


フォアエンドもマッチング・ナンバーでした。写真右上部分が少し欠けてしまっています。そのうち、おが屑と
エポキシで補修してやりましょう。


トリガーと第三インター・・・じゃなくて第三ハンマーのユニットもマッチングでした。


↑どうですか!?このメカメカしさ!惚れ惚れしますね(俺だけか?)。ボックス・ロックじゃあ、この感動は味
わえませんよ。この時計の様に入り組んだメカが、サイド・ロックの醍醐味です。ドリリングの場合、ハンマー
が一個多いので尚更です。こんなメカを100年前に作っていたのですから驚きですよ。ズールのマイスター
を尊敬しますね。


さて、明日は試射に行こうかと思っていたのですが、この銃に新たな疑惑が発生しました!もしかすると、ラ
イフルの方はブラック・パウダーかも?ブラック・パウダー仕様のバレルで、無煙のニトロ・パウダーを使った
ら破裂しますからね(手も酷い事になる)。この辺、もう少し調べる必要がありそうです。

明日に続く・・・





3月11日 金
ドリルいじり その2

クッキリ・ハッキリ浮き出したチーク・パッドは、ドイツのフィールド・ガンの特徴。上下2連などでも同様ですね。
ピストルのフィンガー・チャンネル同様、好みが分かれるところでしょうが、これが無かったらドイツっぽくなくて
物足りない!

分厚いリコイル・パッドは後付けですが、かなり古い物ですね。ストックはかなり切り詰められていますが、背
が低い私にはピッタリ。

細いグリップはトラディショナルでカッコイイです。ダブル・トリガーの場合、グリップを軽く握って、掌をスライドさ
せる必要があるので(トリガーの前後でグリップが移動するので)、このような細長いグリップが適当なのです。
パーム・グリップなど、ありえないわけ。



       //
     /  /   パカ
     //⌒)∩__∩
    /.| .| ノ     ヽ
    / | |  ●   ● |  
   /  | 彡  ( _●_) ミ 
   /  | ヽ  |∪|  /_
  // │   ヽノ  \/
  " ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(..ノ

パカ。ダブル・ライフル同様、弾入れになってます。


この妙に厚ぼったいトリガー・ガードは、バッファローの角で出来ています。バッファロー・ホーン・トリガー・ガ
ードってやつですね。う〜ん・・・動物愛護団体が発狂しそうな仕様ですね。骨董銃ならでは・・・

横に伸びたレバーは、ライフル用のハンマーを個別にコックするための物です。水平2連の散弾を撃つ時は
、前トリガーが右バレル、後トリガーで左バレルですが、このレバーをコックした時点で、後ろトリガーがライフ
ルに変わります。ライフルを撃った後、左バレルの散弾を撃つには、もう一度レバーを軽く押すと、後トリガー
が左バレル用にスイッチされます。

この方式は面倒で混乱しやすいので、後のモデルではタング上のスライド・ボタン(従来のセーフティ)を散弾
とライフルのセレクターに設定し、セーフティは左側面に新設しました。M30ドリリング等はそちらの方式です。


ドイツの彫刻は深彫りが多いのですが、これは繊細なタイプです。どちらが良いかは、完全に好みの問題で
すね。私はメルケルの上下2連に限定して深彫りが好きです。表面仕上げはケースハードゥンで、色落ちす
ることなく残っています。


JP ザワー(日本ではザウエル?)&ゾーン 米国ではサワ―&ソーンと読みます。その次のズールは、言わ
ずと知れた、ドイツ銃職人の街。イタリアで言うガルドーネですね。


     

この飛び出したマイナスネジのような円は、実はハンマーの軸(ハンマーと一体)なのです。その軸に、凸スジ
があり、これの向きでハンマーがコックされているかどうか確認するわけ。つまり、コッキング・インジケーターな
のです。赤線で示す位置にあれば、コッキング状態となります。凝った物では、ここに時計のような指針が付い
ていたりします(あれはやり過ぎと思うがw)。勿論、左右にありますが、ではセンターのライフル用ハンマーは、
インジケーター無しなのか?

いえ、ここ↓にあります。

このピンが飛び出して、コッキングを示します。ボックス・ロックの場合、このピンが横に3つ並びます。


四角い2つの窓は、バレルとのロッキングです。この部分はレシーバーとバレルをピッタリ密着させる役割と、
バレルが開かないように固定する2つの役割があります。上下2連の場合は、メルケル303などの例外を除
き、後者の役割は持たない銃が多いです。


     

このモデルは、バレル上にもフリップ式のオープン・サイトを持ちますが、M30のようにセレクターをライフル
に切り替えた時、自動でフリップ・アップしません。その代わり(と言うわけではないが)、タング上に引き起こ
し式のピープ・サイトを持ちます。凝った銃ですね〜

右はカツオ節のようなフォア・エンド(先台)。チェッカリングは今もシャープさを残しています。リフィニッシュは
されていないと思うので、全体的にかなり程度が良いですね。100年前の銃とは思えません。


     

ヘンゾルトの4倍スコープ。全て鉄製で頑丈なので、御覧のような無茶なリング取り付け位置でも、問題ない
のでしょう。アルミ・ボディならモゲますよね(笑)。上下調節は上のダイヤルで、左右はリングのスクリューで
スコープ全体を動かして行います。後部チューブのノブは、単なるレティクルのピント調節で、倍率調整では
ありません。レティクルは昔風のポスト・タイプ。旧式ですからね・・・でも、現在はプレミアが付いて高価です。


さて、内部もバラしたのですが、写真が多くなるので明日にしましょう。

つづく・・・





3月9日 水
かわいそうなレミントン

今日も張り切ってドリリングをいじろうと意気込んでいると、どこからか銃のすすり泣く声が(←どんな声だよ)。
泣いてる子はどこだ〜


↓ああっ!

先月の砂漠で先台が割れたレミントン・モデル11が放置状態でしたよ。「・・・・ボクはもう要らない子なの?」
まあ、そうイジケんなよ。人生は厳しいんだよ。辛いのはテメーだけじゃねーんだよ。

とは言え、昔買った銃を蔑ろにするのは良くないので何とかしましょう。モデル11用のシンセティック・ストック
は、やはり作られていなかったので(モデル11−87用はあるんだけど、別の銃ですからね)、先台は新規に
製作するしかありません。実は既に一案があるんですよ。よかったなレミントン!


     

保管してたガラクタの中から、ジャッキの棒(分厚いアルミ・パイプ)をピック。この内径が、マガジン・チューブに
ピッタリだったので流用します。バイク弄りでも同じですが、ガラクタは捨てずに保管していると、役に立つ事が
多いですね。まあ、何でも保管したのでは場所が足りないし管理もできない。その辺の見極めが重要ですね。


     

完成!とりあえず、これで発射可能になりました。ですが言うまでもなく、スプリング部分を握って撃てば、掌が
悲惨な事になります(想像しただけで痛い!)。スプリングを囲って、ちゃんとグリップできるようにするのが、今
後の課題ですね。鉄板で覆って、アルミパイプにリベット留めするのも、スパルタンで良いかも?まあ、ゆっくり
検討しましょう。


そもそも、どうしてこの部分が割れてしまったのか?写真を見れば分かると思いますが、前進したバレルは、フ
ォアエンドとマガジン・チューブに挟まれる感じで停止するのです。なので矢印方向の圧縮衝撃が加わり、割れ
てしまうのです。この銃を買った時から既に割れており(そのため格安だった)、修理後も何度も割れています。
この分厚いアルミ・チューブなら、もう割れる事はありません。



さあ、厄介事はとりあえず終わったので(←酷ぇwww)、明日はいよいよドリリングのストリップです(笑)。いや
らしい秘部を曝け出してやる!パーツ番号違ってる寄せ集めだったりしたらショックだなぁ・・・





3月8日 火
ドリルいじり

今週は本業がちょっと忙しいのですが、がんばっていじりましょう。

先ずは撃つ前のインスペクションです。銃砲店の話では2−5/8チャンバーと言う事でしたが、実際に確認して
みましょう。最近、FAQで説明したチャンバーのチェック方法が役に立ちますよ(笑)。詳しくはリンク先を参照。


     

これは短い。間違いなく2−5/8、もしかすると2−1/2では?


     

不安になったので2−5/8に切り詰めたシェルをカットして詰めてみたところ、ご覧の通り余裕もあり、2−5/8
で間違いありませんね。これで安心して撃てます。

とは言え、ウィンチェスターM97に続き、2ー5/8チャンバーが増えてしまったので、これはもうロング・フォーシ
ング・コーン・リーマを買って、2丁共グリグリした方が良いかもしれませんね。リーマは100ドルくらいするので
、一丁だけ加工するのは不経済に感じていましたが、2丁なら買っても良いでしょう。今後も骨董散弾銃が増え
る可能性もあるし(笑)。


さて、では次にライフル・チャンバーが9.3×74Rであるかの確認。これはチャンバー・キャスティングによって
確かめます。先ずは、チャンバーにティッシュを丸めた栓を押し込みます。スロートを経て、ライフリングが始まっ
た数センチくらいが適当でしょう。今回は、お手軽なワックスを使うのでティッシュでOKですが、鉛を使うならば
もっと硬い栓の方が良いかも。溶けた鉛くらいでは、ティッシュは焦げないと思いますけど。


ワックスはロウソクの蝋で十分です。必要な体積を目見当で(多目に)削り、鉄の缶に入れます。


チャンバー外周にはマスキング、内部には剥離剤としてWD40を薄く塗ります。


とろ〜り


冷えると痩せるので、1〜2回注ぎ足します。


     

完全に冷やしてからクリーニングロッドで軽く突くと・・・ポンと飛び出します。ニキビの芯を抜いたような快感だ。


     

蝋が白いので写真では分かり難いですが、ネックやショルダー部分が完全に一致します。これも間違いありま
せんね。結局、銃砲店の情報は全て正解でした。別に疑ったわけではないのですが・・・

それにしても、74Rのケースはデカい!このケースから250〜286グレインの重量級ブレットを撃ち出します。
エキスプレス・カートリッジとしては最小クラスなんですけどね。ヒグマでも余裕な感じです。

さて、次はいよいよ内部をバラそうかな・・・





3月6日 日
時代はドリリング

     

はい。本日ピックアップしました。コレです。

ショットガンにスコープ?大門仕様?

いえ、ドリリングです。水平二連ショットガンの下に、ライフル銃身があるのです。ザウエル&ゾーン モデル25
と言います。製造は1920年くらいで、水平2連は12番の2−5/8(普通の2−3/4より少し短い)で、ライフル
は9.3×74mmR弾を使用します。

ドリリング・ガン自体が恐ろしくマイナーで、殆どドイツでしか作ってません。ドイツ人的には、合理的な有用性を
考えて真面目に作ったのでしょう。しかし水平二連での鳥猟が貴族の優雅な遊びであるイギリス人にとっては、
「品位に欠ける銃」であり、スタイルを重視する洒落者のイタリア人にとっては、「ダサい銃」となるのでしょうね。
まさに、ゲルマンならではの変態銃です。

とは言え、コアなドイツ軍マニアには、けっこう知名度が高いかも。これは第二次世界大戦の時に、ドイツ空軍
のサバイバル・ガンとして、アルミ・ケースに収めて飛行機に搭載されたのです。M30ドリリングって奴ですね。
モデル25はハンマー・ガンの名残があるサイド・ロック式ですが、M30はモダンなボックス・ロックとなります。

今回、ボックス・ロックのメルケル201E(旧東ドイツ時代の品)も候補にあり、最後まで悩んだのですが、やは
りサイド・ロックと言う点に惹かれ、こちらにしました。変態ドリリングにも興味があったしwww

日本でも所持できる銃種だと思うのですが、持ってる人居るのかな?居ない気がする・・・アメリカにも殆ど居な
いと思います。この銃、私が渡米したころから、この銃砲店にありました(笑)。結構値切ったのですが、「うん、
それでいいから持ってって」てな感じでした(それでも2千5百ドル払いましたけど)。ヘンゾルトのビンテージ・ス
コープだけで、数百ドルしますからね。


ダブル・トリガーはお馴染みですが、その横のレバーは何だか分かりますか?これは、第三のハンマーをコック
するレバーなのです。後継モデルでは、銃身を折る事で3つのハンマーを同時にコックしますが、モデル25では
ライフル用ハンマーだけ、このレバーで別にコックするのです。マニア間では「サイド・コッキング」と称します。

ハンマーは3つあるのにトリガーは2つ。じゃあ、どうやって撃ち分けるの?その辺は、今後追々説明しましょう。
この時代は発展途上期であり、モデルによって異なるのです。例えば、先程説明したドイツ空軍のM30とでは、
全く操作法が異なります。ドリリング・ガンで有名な、タング上のセレクターを動かすと、バレル上のサイトがピョ
コンと起き上がるギミックも、このモデル25にはありません(残念)。


骨董銃としては程度極上です・・・外から見る限りでは。

と言うわけで、明日から早速バラシに掛かります(笑)。なにぶん古い銃ですから、細部のインスぺクションやら
掃除、パーツ番号が合っているかなど、撃つ前に調べる必要があるからです。


     

ライフルのチャンバーが本当に9.3×74mmなのかも、調べた方が良いでしょうね。銃砲店を信用しないわけ
ではありませんが。


そんなわけで、今月はドリリング一色になりそう・・・




私信
>新銃の予告が煽りすぎて気になってしかたないです.......
ドリリングちゃんでしたwww 「ところで俺のドリルを見てくれ。コイツをどう思う?」





3月うさぎのお茶会 1日 火
動画アップ

先月末に撃ちに行った動画をユーチューブに上げました。


↓画像クリックで別窓で飛びます。

スプリングフィールドXD40 40S&Wです。前回のガンショーで購入した、180グレインのセミワッドカッター
ブレットを用いたリロード弾を使用。昔買ったボーリング・ピンを見つけたので、それを10mくらい先に置いて
撃ってみました。ブレットのシートが不十分だったようで、ジャム(つっこみ)が多発。後でシート工程だけやり
直しましょう。

最初のクリップで、飛び出したケースがカメラのレンズに当たり、少し傷が入ってしまいました。一眼レフならば
保護レンズを被せるのが簡単ですが、レンズが収納されるコンデジでは難しいでしょうね。

最後のクリップは、最近シリンダー・ギャップを調整したコンバット・マスターピースで、試射の為に持って行き
ました。リボルバーのDAでも、慣れてしまえば撃つ早さはオートと大差ありません。38スペシャルはリコイル
が軽くて当て易いですね。ちなみにシリンダー・ギャップはバッチリで、無事に200発を消化しました。

「スプリングフィールドXDは、トリガーの戻し量が多いので連射し難い」と言う話を聞いた事がありますが、私
的には、そう感じた事はありませんね(過去にグロックも持っていましたが、違いに気付くほど、大きな差では
なかった)。違いがあるのは事実として、数ミリですからね。「欠点」と言うほどの事ではないと思います。そん
なん言ったら、リボルバーのDAなんか言語道断なわけで(笑)。どちらも慣れで(容易に)克服できる範疇だ
と思いますけどね。


ベレッタSOです。実は最近、コイツの兄弟分のSOを売ってしまったのです(撃ったのじゃなく「売った」)。
SOは交換チョークのスポーティングですが、SOはスキート専用銃だったので、射撃競技を止めてしまっ
た今では、SOが2丁あっても仕方ないかな?と。もともと4千ドルで買ったのですが、イタリア系アメリカ人に
5千ドルで売れました。後で聞いたら、相場は6千ドルくらいだそうで・・・早まった(笑)。まあ、転売目的では
なく、コテコテの熱血マニア人だったのでOKです(イタリアンだし)。大事にしてくれるでしょう。

追記
上記↑スポーティング用やスキート用は、SO4もSO5も、共にそれぞれ設定されています。上の話は、私が
所有する個体の事です。誤解なきよう。ちなみに、4と5の違いはモデルの新旧です。4は古くて5は新しい。

話が激しく脱線しましたが、先月トラックの荷台アオリにクレー射出機を取り付け、殆ど真上にクレーを飛ばせ
るように改造したのですが、その結果は動画をご覧ください(笑)。真上のターゲットは難しいのですが、意外
と当たるモンですね。リード的には、横クレーよりずっと少ないわけですから、狙点さえ掴めば簡単なのかも。

クレーが割れる瞬間は、アップする前のオリジナルですとハッキリ見えるのですが、ユーチューブではフル・ス
クリーンでも厳しいですね。本当は豪快に割れてるんですよ。左手にカメラ、右手(片手)に銃を構えて頑張っ
たのですけどね〜・・・残念。

最初の組み立て&試射のクリップでは、鉄的が一回転しました(笑)。撃ったのは細かい9号弾ですが、10
mの距離なら拳銃弾とは比べ物にならない威力です(当たり前だけど)。




さて・・・SO4を売って5千ドルを手にしたわけですが、次は何を買おうかな?

・・・・って、実はもう既に買っちゃったんですよ。今週末にピックアップの予定。何を買ったか?もうね、マニア
ックの域を通り越し「ゲテモノ」に入っちゃったかもしれない。生産国的な意味でも、変態肉屋な銃ですwww
時期的に(銃規制の心配)、アサルト・ライフルを買うべきなのでしょうが・・・やっぱ、「好み」には逆らえない。


























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