スポーツスターの油圧ゼロ顛末

購入時には油圧ゲージが装備されず(付いていないのがノーマル)、油圧警告灯の消灯だけ確認して、具体的な圧力値など気にせず快調に
走っておりましたが、ひょんな事からゲージを付けてみると驚きの事実が!冷間では50〜60psiと普通ですが、5分も走るとゼロです。ビッグ
・ツインでは、アイドリングでゼロでも3千回転まで回すと少し上がるのですが、こちらはそれでもゼロで、針はピクリともしません。油圧警告灯
が点くわけではないので、エンジンが壊れるほどの異常事態ではないのでしょうが、どうも心配です。

このエンジンは、買ってから一度も開けていないので、興味半分も含めて分解チェックする事にしました。さて、何処かに異常があるのか!?







XLHとXLCHでは勝手が違う

このバイクは、元はキックスタート・オンリーのXLCHなのですが(VINが4A)、スターター付きに改装されてXLHと同じになっているのです。
なので、写真のブラケットが分解の要ですね。ここにホースやケーブルが通り、オイルタンクのマウントが固定されたりで、分解を厄介にして
います。順番を考えて、丁寧に取り外します。




スターター・ソレノイドの取り外し

「外せるものから外そう」と考え、スターター・ソレノイドを分解。だんだんスペースが広くなって目処がたってきました。スターター・モーターは
この時点では外れませんので、ハウジングと一緒に丸ごと外します(次↓)。







プライマリー側のネジを2本外すと・・・

モーターと一緒に、ハウジングやリダクション・ギア、ワンウェイ・クラッチなどがゴッソリ外れます。反対側のプライマリー・カバーを開けて作業
するなら問題ありませんが、そうでない場合は、赤矢印のワッシャーが落ちないように注意です(今回は危なかった)。もし、落ちちゃったら、
諦めてカバーを外しましょう。




御開帳!

今までスターターに隠れて全く見えなかった秘部が丸見えに・・・。オイルお漏らしの痕跡が随所に見受けられます。リターン・ホースも一箇所
捩れていますね。




オイル漏れ箇所、一斉チェック

ここも漏れてますね〜(オイルが流れた跡が見えますか?)







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